部屋の中には白衣を着た先生が。
地元の病院ですので、先生は院長先生だけが患者皆さんを一人で診てます。
「どのような状態ですか」
最初に問診の用紙で此方の様子を書いてましたので、用紙に目を投げかけながらの
質問です。
お互いに最初の対面ですのでお見合い状態です。
地元の小さな病院ですので、大きな病院と違い時間はゆっくりと流れているような感じですね その様子を作り上げてるのは目の前に座ってる院長先生です。
60代後半でしょうか、穏やかに静かなお話をする先生です。
街角でお会いすればこの人が先生?
ある意味、先生の風格はありません。そんな彼が地元で30年開院してます。
30年前の患者が当然30年経てば老年代に入ってます。
つまり、30年、患者と共にこの場所で時間を過ごしてきたわけです。
建物も当然古くなってます。待合室の椅子のカバーもアチコチにつぎはぎが見えます。
そんな待合室には地元の人たちがおしゃべりをしながら呼ばるのを待ってます。
大病院、大学病院でコンベアでどんどん患者を運ぶシステムとの違いがわかります。
そんなカルチャーショックを感じながら先生との会話が始まり、そして小生の体を
触りながら、時々聴診器で心臓などに当てながら診てます。
緊張していた時間があっというまに過ぎていきます。
なんだか、田舎のおじさんとお話をしている感じです。
問診が終わり、「山口さん、これから検査をしましょう、時間はありますか」
静かな口調でお話をされます。
いよいよ検査の開始です。
つまり、今日は心電図、血圧、血管硬化、血液、尿検査が始まります。
終わったのはそれから2時間ほどでした。
そして検査が終了してから先生からのお話がありました。
この時間はいやですね。何を言われるか解りません。
裁判所で裁判長から判決を言われるような感じです。
その判決とは?
