先日の夕刊に円山応挙の作品が三井美術館で展示との広告が目に留まりました。
江戸時代「1700年代」に絵画の平面の中に立体的な技術方法を確立した日本が
誇る絵画の第一人者です。
外国の遠近法を絵に取り入れ、それまでの平面から立体的な絵画を完成した人物です。
三井美術館は日本橋三越の裏手にありました。
近くには日本銀行の石造りの本店もあります。日本橋という地名から古くからの
日本の中心の商業地の発展の場所です。
三井ビルの中に美術館があります。
薄暗い中に、円山応挙の作品が展示されてます。館内は写真は禁止でした。
特に、国宝の「雪松図屏風」と重要文化財「松に孔雀図襖」の2点が同時に見られます。
薄暗い中に かすかな証明に照らされた両作品は今から、300年前に描かれたとは
信じられません。
金箔の下地の上に描かれた松と孔雀の作品はその組み合わせ、そして手前は色濃く、
遠くは薄くと立体的な手法に驚かされます。
又、雪松図は左右に描かれた雪をまとった松が屏風の中心の余白の中で交じり合ってます。
両方の作品はめまぐるしく動き回る現代の時間の中で忘れかけた感動を呼び起こしました。
300年経過しても人の心を動かす芸術作品は本当に素晴らしいものです。
又、館内で日本の風景という写真コンテストの発表の展示がありました。
なんとなくほっとする写真作品は展示されてます。
帰りは 日本橋三越に足を運び増した。さすが風格があります。又 お客様は
ご年配のお方が多いですね。
小生の良く行く東武デパートとは客層が違います。
そんな連休最終日を上官と共に平和に過ごしました。
明日からの仕事のパワーをじっくり充電いたしましたね。