置き床。

皆さん、置き床工法をご存知ですか。

マンションなどでリフォームするとき、既存の床などを新規に張替えするときは
当然、階下の住人に対する音の問題が発生いたします。
そのための防音を兼ねた床材があります。
マンションによって管理組合の規定で床のリフォームのときは防音床を施工しなければ
なりません。
L35,40、45などと等級があります。
数値が低くなれば防音の品質が高まります。

その防音床材は下部にゴム状の薄いラバーが貼ってます。
その ラバーが防音の役目をいたします。仕上がりはフローリングの一部にラバーが
貼ってますので、歩行するときは柔らかい感触があいます。

それが好まない人のために置き床があります。
スラブの上に支持金具があり、その上に厚さ20ミリのパチクルボードが貼ってます。
写真のように既存床躯体との間に空間が出来ますので防音の役目をいたします。

床の高さの調整も支持金具で出来ますので正確な高さ調整が出来ます。

今までは床の高さ調整は大工さんが垂木などの木材の組み合わせで施工してましたが
これなら簡単にOKですね。

つまり、床の高さと防音を兼ねた施工方法が置き床式です。

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