久し振りの六本木。
なんとなくネオンがさびしそうに。
ライブ入口前に、今日の主役の彼のポスターが飾られてます。
建築家の先生方も
7時30分開演ですが1時間前での会場は全て一杯
始まりました。
67歳。胃がんで全て撤去、それでも歌い続ける彼の姿に感動するフアンが駆けつけて
ます。
病気の前までは年一度の東京都のマラソン42キロを完走。
一生ボーカルの歌手として歌い続けるためには体力を鍛えるために毎日のランニング。
彼の病気を知り、病院へとお見舞いに行きました。
病室で彼の姿を見たとき、此方の心配を吹き飛ばすかのように
「山口さん、胃を全部取ったよ。」
明るく答えてくれました。
そして なんと
歌うことが神への感謝。
歌うことが皆様への感謝
そんな彼のステージが始まりました。
10名の素敵な仲間と共に暖かい拍手を受けながら。
病気を体験してからの彼の歌は人の命には限界があることを改めて悟った心の
息吹さえ感じられます。
ライブ前に彼との電話の中で
「本当に、余計なテクニックが無くなり、ありのままの心が見えるようになり、
歌で自分の全てをやさしく語ってるようになりました」
ベテランの彼相手に生意気なことを話しましたが、聞いてもらえました。
その人の名前は六角幸生。
命ある限りボーカリスト
2時間のライブを終えて彼との記念ショット
彼の奥様とそして一緒に行った仲間と共に記念写真
これからが始まりですね。
人に喜びを与える限り彼と同じようにこの仕事に感謝しながら毎日が始まりです。