エンディングノート 。
偶然見つけた映画。
ドキュメント。そして見知らぬ言葉に引かれて、上官と夜の7時開演の映画館へ。
新宿ピカデリ。
ご覧のようにきれいになった映画館にビックリ。3年前にあたらしく建て替え。
同時に10本の映画を上演。
若い人たちがロビーで開演時間を待ってます。
さて、題名のエンデイングノート。調べました。
「エンディングノートとは、万が一の時に備えて、家族への伝言や、病床に伏した場合の 介護・治療法、葬儀・埋葬方法、財産・保険・クレジットカードについての情報、家系図、 自分史など多岐に亘る項目について健康なうちに書き留めておくものです」
つまり、誰もが必ず迎える人生の最終点を周囲の人たちに迷惑をかけずに準備する事と
思っていいですね。
そんな場面を迎えた自分の父親をドキュメントとして紹介した映画。
69歳、戦後の混乱時期から目覚しい日本の発展期を会社一筋に自分の人生を過ごした
一人の男が、全てをなりとげこれからを自分のためと思ったときに思いがけなく
ガンの診断。
どのように迎えるのかを妻との、子供との、そして孫との少ない時間を娘がありのままの
姿をカメラをとうして紹介してる。
エンデイング。誰もが迎える最終ゴール。
老後の人生。
体、心、お金、家族、友人、仕事。
どこから手をつけて行けばいいのでしょうか。
小生64歳。
まだまだやることがあります。体と心は元気です。
しかし突然、何かが起きたら。
色々な場面がありましたが、死ぬ間際に妻に向かってはじめての言葉
「 愛してる。」
妻が、「私も一緒に逝きたい。」
この言葉が、、、
館内のあちらこちらから言葉にならない声が聞こえて聞ました。
今年一番の映画でした。
貴方は誰とこの映画を見にいきますか。
お勧めしたい映画です。