さようなら わが故郷

娘からの突然の一言

お父さん 家族で旅行に行こうよ その一言はそれぞれ家族がおり 総勢11名ですが なんと 山口家だけで行こうと えっ だってみんなで行けば 孫が中心で お父さん 疲れるでしょう    涙が出ましたね

何処に一番行きたい?  う~ お父さん 生まれた場所に行きたいかな そんなやり取りで  札幌に

65年ぶりの 狸小路市場

道幅はご覧のように人と人が肩がぶつかるぐらい狭い道に両側に長屋が並んでます。つまり長屋に小生の故郷

 

この一角で満州からの引き揚げた両親がおかず屋を開いて 我々3人兄弟を育ててくれました

当然 長屋ですから屋根裏に住んでました

覚えてるのは店の奥に梯子があり 上り 屋根裏に頭を下げて行き来して  確か裸電球が一つ ぶら下がり 寝るのは万年布団

そして床下からは父と母のお店に来たお客とのやり取りが聞こえましたね
また当然  便所が長屋のお店16か所に一つだけ

そして 長屋の皆さんに育ててもらい まるで大きな家族に囲まれ
育った思い出があります

今では 入り口には鉄骨の扉にカギがかかってましたが 近所の人にわけを言って話したら うれしいことにカギを開けてくれました。

涙が出るほ 嬉しいかった

おやじ おふくろ 帰ってきたぞ

むすめ ありがとう

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