心友の声が

心友の死から8日が過ぎた。お通夜の案内が来たが、どうするのかか悩んだが 心友の声、姿、息遣いがどこか遠くに消えて、二度と彼に会うことが出来ない思いに、最後の親友との別れに気持ちを改めて出かけた。

家族葬なる葬式であり 心あたたかな葬式であった。彼の遺影が微笑んでる。普段着の彼がいつものように やまちゃん カラオケに行こうぜ あの彼の声が聞こえる。棺の中の彼が誘ってる。

涙で彼の顔が消えた。涙で彼の声が聞こえない。 石さん どこにいるんだよ 黙っていったんだよ。わけもわからない愚痴を彼に届けとばかりさけんだが棺の中の彼は微笑んでる。

私の魂は生き返るのか 私の魂はどこにさまようのか 迷い道で立ち止まり 声を出して手探りで暗闇を迷う私 彼の声が聞こえてくる。やまちゃん 俺の分まで生きてくれ。。。。。

彼 77歳   私 77歳

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