博多の商店

8月の九州旅行。 久しぶりの博多。中心から少し離れた商店街。好きですね。アーケードがありその両側に商店が並んでいる。色々なお店が両側に200軒程軒先を並べている。昔 懐かしい風景は小生の心の思い出です。北国の北海道が生まれ故郷です。終戦後、両親が札幌の中心の繁華街狸小路でおかずやの商いをしていた。道幅3メーター弱をはさんで長屋の商店。平屋の木造の建物。屋根裏で家族で過ごした。便所は商店町の両端に一つずつ。梯子を使って、屋根裏へ移動。小さな少年でも頭が屋根にぶつかる低い屋根裏。裸電球が一つ天井からぶら下がっていた。怪しげな光の中での親子の会話。ラジオもなにもない屋根裏での思いで。下から親父のお客と話す声が屋根裏に響く。そんな思い出が今でも思い浮かぶ。そんな体験から小さな狭い商店町を見ると何かしら心が騒ぐ。白黒の世界。人の声が聞こえる世界。時間がゆっくりと流れる世界。周りはうるさい大人ばかり。えばって、文句を言えば言葉代わりに拳骨が飛んできた。とにかく大人が自信を持ってえばっていた時代です。


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