ふと 立ち寄った会場
漆芸展
まず 漆とは?
調べました
頭にあるのは輪島の漆塗りの食器ですが
今回 改めて漆とは調べました。
漆はアジアを中心として古来から天然樹脂塗料、接着剤で使用されている
熱、湿度、また質感 光沢がすぐれて 日本人の美観に合致して漆器など伝統工芸品として今日まで芸術品として紹介されてる。
漆の原材料は漆の木です。現在 漆は輸入材が多くなり そのため国内でも植林としての活動が始まりました
樹齢15年ほどのうるしの表面にきずをつけ そこから出てくる樹液を集めそれを伝統工芸品として日本では古来重宝されてます。
夏から秋にかけて漆の樹液を採取しますが 仕事はその期間だけですので漆掻き職人の方々は当然生活が難しく そのため冬などにお酒の職人として活躍してます。
そしてその後の漆の木々は伐採されますが、次の木々が育つように 根を伝わり新しい芽が出すためなのです。
勉強になりましたね
年齢を重ねるごとに新しい知識が頭の中に入ることが難しくなりますね。
でも
以下 この会場で展示また紹介された作品です。
それぞれの伝統工芸の各界有名な方々の作品です。
ひとがたに名を残す人の作品。
ただ鑑賞するだけですが 違う世界で現在も物故となった先生の作品
名をなくしても作品が残る
素晴らしい作品を
どうぞ 鑑賞してください
また 漆を下絵として 銀粉で絵画を書き上げる作品
小生 ただただ 立ち止まるだけです。
その奥に先生方の思い 心が感じられたらいいです。
この世に何を残せるだろうか。
人生 70年から 100年と言われる寿命
しかし まぼろしか もしかしたら 浮世の世界をただ眺めるだけの100年か
小生 何を残すのか 何を語るのか
やはり2年前のがんとの出会いで考えることが多くなり
それがある意味 それまで見えなかった世界が見えてくることも有りました。
「医者のテーブルの上に見えた 悪性リンパがんの文字が心驚かす美しき言葉かな」
小生の拙い 短歌です。