終戦記念日は反省の日か

戦後78年 戦争記念日が8月15日に各界の代表が出席して開催された。

そして 毎年その日には式典と共に 当然 戦争で故国から遠い外地で亡くなった御霊の英霊に頭を垂れ 平和を祈る姿が会場、TV などで紹介されて来た。

また 戦争とはなにか、平和がなにかをそれぞれの立場の人物が意見を述べて、特に日本は戦後 その反省から平和を第一に考え いつの間にか反省の意見が新聞、雑誌 報道機関などの意見が一色に染められてきた。

しかし 昨年 ウクライナにソビエトが侵入して 言葉より武器で多くの住民の命を奪い、今なお、戦いが続いてる。

当然 平和の言葉がなにか虚しく聞こえる。その時 報道機関はそれぞれの立場で意見を述べてる。小生は新聞は読売、産経の両紙を購読してるが 今年 小生が目についたのは産経新聞の京都大学名誉教授 佐伯啓思先生の記載された「終戦は反省の日だけでいいのか」記事が心に惹かれた。

日本は戦前の軍国主義からポッダム宣言を受理して たちまちアメリカを中心の自由 民主主義が日本中に広まった。当然 アメリカ中心の戦後の時代は軍国主義の反省から平和を第一に考える。しかしその影で 戦争で亡くなった多くの御霊が8月15日のお盆の日、それぞれの家に帰る日でもある。つまり終戦の日は戦争で亡くなった死者と共に各家庭で過ごす記念の日でもある。つまり生き残った者や子孫が死者の魂にふれる日でもある。

すべて戦前の反省から日本が自由や民主主義を軸とする戦後の民支給主義へと改心した記念日だけではない。その以前に死者への鎮魂と慰霊の日でもあることを忘れてはならない

 

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