昨日、動的耐震診断の講演、実演がTOTOネリマショウルームで開かれました。
動的耐震診断?
実際に建物を揺らすことです。どんな方法で?
床の上に機械が載ってます。重さは150キロ。この小さな機械が東西、南北に
スイッチを入れると動きます。
床が左右に動くにつれ、床の左右に置いたコップの水が波打ちます。
しかし、床の片側はコンパネの壁が、片側は壁がありません。
上に置かれたコップの水の波立ちが左右大きく違います。
壁、つまり耐震壁があるところのコップの水のゆれは違います。
つまり、地震をだす装置なのです。
この機械を、住宅の2階の中心の床にすえて、南北東西に強さを変えながら動かしますと、当然 住まいも其れに連れて振動します。
本当の地震がきたように振動します。ここがポイント。
其のとき、南北東西に設置した機器で建物の左右のゆれを測ります。
其のゆれの数値の違いで、建物の実際の強弱がわかり、人の目ではわからない建物の
内部の弱点がわかります。
如何ですか、
建物を実際に動かして、内部の施行の弱点を見つけ、補強する方法が動的診断です。
NHKで放映された耐震診断、補強施行のやり方です。
これなら 図面だけでの耐震診断はあまり信用が出来ませんね。
又、イベントも多くのお客様がご来場してくれました。
有り難うございました。