えっ?

街角でよく見かけるパーキング

時間駐車場。

とめると、しばらくして車の地面の下からロック板が出てきます。

そして 車を出す前にお金を入れるとロック板が下がり無事発進ですね。

そんなことが当たり前と思っていましたが、

この 駐車所ではなんとロック板がありません、

看板には

「皆様の車を痛めないようにロック板がありません」と書かれてます。

どうして、無断駐車OK?

どうやらカメラで車を記録してるらしい。

何だか複雑な気持ちですが、お客様を信じてのシステム。

どうか、このシステムが続くように。。。。。。。

ひらひらと蝶が、、、、

夜のバス停留所。

行きかう車のヘッドランプがバス停留所の案内板を照らしていました。

その看板に「おやー?」

蝶が何匹かとまってます。

なんと、よく見ると、それぞれの蝶に東京の名所の写真が。。。。

歌舞伎町、浅草、神宮、原宿の写真が蝶の背中に浮かび上がってます。

深夜のバス停でぽっかりと浮かび上がる蝶の姿。

素敵な風景に思わず、心が和みました。

このアイデアに拍手。

みなさんーお元気ですか

今日は暑い日でした。
黒皮の毛皮を着てるゲン様は会社で寝転び。

みなさんが帰ってくる足音で階段までお出迎え。

足音で誰だかわかりますね。

知らない足音でしたら、階段の上からほえまくります。

そんなゲンサマの特技がお菓子を加えて「くち」と声がかかると
写真のようにお菓子を口に入れたまま「よし」の声がかかるまで
じっと待ってます。

ゲンさまの独り言

何だか都合のいい話をしてるらしい。
俺様のお菓子を加えてる写真がそんなに面白いのか。

俺の召使だって上官の命令どうりに、動いている。
一人でなんにもも出来ないで、上官の声が聞こえて動いている。

そんな召使の姿を真似ただけなのだ。
それより、見えない目で怪しい人が事務所に来たときの番犬の役割を
ほめて欲しいのだ。

そしてみんなが帰ってきたとき、疲れてると思い、尻尾を振って
ご苦労様といたわってる俺様の姿を見て欲しい。

全面リフォーム引渡し

約 2ヵ月で完了いたしました。
今年の初め、息子様からのご相談。
息子様ご夫婦が実家でお母様との暮らしを始めるので全面リフォーム。

築年数が40年以上の建物。
息子様がネットで散策。
連絡が入ったのは2月でした。それから、メールでの何語かのやり取りが始まり、
お会いしたのが3月です。
それまでのメールでのやり取りから弊社ー山口ーを選んでいただき
お互いに顔を見ながらのお話が始まりました。当然 そこには、競合の会社がありましたが、パソコンをとうしての情報交換からの信頼関係の構築。
そして、現場調査です。
雨降る日曜日、初めての訪問。緊張いたします。
玄関のドアを開け、初めての対面。
お母様と息子様ご夫婦がお待ちになってました。

お母様は女で一人でお二人の息子様を育て上げ、そして息子様からの提案で
同居となり、全面リフォームへのお話となりました。
1階が3部屋、-キッチンと和室が2部屋
2階が和室と洋間。
1階をリビングダイニングを中心とした明るく開放的な住まいとのご要望。
キッチンを対面、リビングの中心に掘りごたつ、光が届くように窓の開放は
大きく。そして、断熱、耐震などを考慮した設計を建築家の先生から
提案していただき大変満足との嬉しい言葉をもらいました。
息子様にもかわいらしいお嫁さんがおられ、お母様との連携プレイは
お互いのコミニュケーションをとりながら、尊重しあい、今日の完了を
迎えました。
職人ともども呼ばれての感謝のお昼ご飯を頂きました。

お客様のご要望を確認して、どのような生活をそこで過ごすのかを
しっかりお聞きしてのプランニング、耐震構造、などの経過を過ぎて
こうして感謝の昼食をいただくことは本当に嬉しいことです。

エッー

ビックリしましたね。

昨日 仕事で訪問下お客様の近くの家にこんなフイギア。

見たことがあるフイギアが家の門の壁の中に

懐かしい姿が

そしてよくよく見てれば あの石森正太郎のお住まい。

家の周りの塀に自分のキャラクターのフイギアが道行く人の
目を奪ってます。

伊香保温泉ー第3回

声の主の方に顔を向けた。
小柄で、痩せ型の年齢60代過ぎの女性である。
この小さなスナックで、温泉の酔客相手に何十年の時間を過ごしてきた風情が見える。
どれほどのお客を相手に、又どれほどの痴話話をきいてきたのだろう。
すべてがおみとうしである。
ただ、黙って、聞いて、見てるだけ、それがスナックのママとしての礼儀と心に
決めてる様子が見受けられる。
やがて、ふたたび、ビールが運ばれ、カラオケのマイクが渡された。

酔いに任せて普段無口な友人が思いがけない歌を選曲した。
カタカナの若いミユージシャンが歌うメローデーをマイクに向かった歌い始めた。

どこで覚えたのだろうか。
なにおきっかけで歌い始めたのだろうか。
そんなことを思いながら友の顔を見つめていた。

やがて、歌い疲れたころ、ママサンが手料理で玉子焼きを作ってくれた。
口に運ぶとほんのり甘い香りと昔おふくろが作ってくれたあの玉子焼きの
姿がダブって見えた。
「玉子焼きが上手に作れる女性は素晴らしい奥さんになれるのよ」
ママサンの言葉に一同納得。

なぜか、ママサンの昔の姿の一遍が見え隠れしたが、余計なことは聞かず
黙って口に運んだ。
「どんなに頭が良くても、どんなのにお金があってもこの世は男と女しかいないのよ、
それが私の哲学よ」
照れくさそうに話す彼女の姿に酌婦のお姉さんも納得している。

やがてお開きの時間が来た。
当然、会計である。
2次会での予算として実は彼女に20000円渡していた。
この範囲で歌って飲んで遊べる店としてこの店に連れてこられた。

会計が終わり、彼女からおつりを手渡された。
8000円。
私としては、渡したお金ですべてまかなえば後は彼女のチップと考えていたが
おつりをよこすとはビックリした。
そして 彼女は置屋に延長がないと報告している。
彼女の無料サービスとわかっているので20000円の中からおつりは
チップとして渡すつもりであった。
しかし、それをおつりとして私の手元に渡そうとしている。
酔客相手に生活をしながら、しかし甘えることしないその姿に
嬉しい夜を過ごした。
我々男同士は彼女にホテルの入り口まで送ってもらった。
「今夜の楽しい時間有り難う御座いました」
その声を背中で聞きながら、ゆっくりとホテルのドアを開けた。

伊香保温泉ー第3回

花代は1時間30分が基本である。
後は延長するか、断るかどちらかである。
酌婦にとり、延長して初めて懐の具合が良くなる。

一人で3人の酔客を相手にして1時間30分の宴会。
言葉は酔ってる様子を見せるが、体はしっかりと仕事をしている。

彼女から延長して欲しいの言葉が出ない。
甘えることもなく、後はお客様の気持ち次第であると仕事への
プライドが見える。
そういえば、我々に大いに飲ませているが彼女の口には
ほとんどアルコールは運ばれていない。
凛とした生き様に我々男度もが太刀打ちできない奥深さが見える。

そんな彼女にどこか外で歌でも歌いに行かないかと誘いの言葉を投げる。
温泉場での2次会といえばそのまま宿泊ホテル内のクラブで飲みなおすことが
ほとんどであるらしい。
夜の温泉場の風情を感じることなく、ホテルで翌朝まで過ごすことに
なんとなく違和感を感じていた。
風呂上りのほてった体、そしてお酒の回った心を温泉場の夜の風を感じながら
見知らぬネオンが瞬く扉を開ける。
そんな温泉場の風情を感じたいため、彼女に外への案内を頼んだ。
「エッ、外で飲もうというお客様はこのごろ少ないのよ」

どこの店に連れて行かれるのか解らずままに、夜の帳の中に
風に吹かれ、坂道を登っていった。
やがて、坂道の途中にネオンが見え始めた。
6軒ほどの入り口が狭い店が肩を並べて並んでいる。
それぞれに似たようなネオンの店の名前がいつくるかわからないお客を
待っている。
一人ではなかなか入れない怪しげな店の扉を開けた。
がらんとした店の中。
入り口のすぐ傍にカウンター。
5人も席を並べれば一杯である。
店の奥は赤茶らびけたソフアーが並んでいる。
そしてその正面には大型のカラオケ用のTVがこちらを見ている。

冷え切った空気がいまの時代を物語っている。
「いらっしゃいませ」
カウンターの中から声が聞こえた。

伊香保温泉ー第3回伊香保

「こんばんわ、お邪魔します」
男3人の温泉。
あまりにも色気がないと思い、呼んだ酌婦の挨拶代わりの声が聞こえた。
コンパニオン、酌婦、芸者の3種類の接待の女性が呼べる。

出発前に旅館との打ち合わせで、コンパニオンは我々の年齢から
除外いたし、芸者は三味線のお姉さんが一緒との話であった。
三味線とくれば踊り、小唄など粋な世界であるが馴染めず、
そして、呼んだのが酌婦であった。
踊りを披露しないだけで後はまったく芸者と同じであるとの説明に
納得した。
伊香保で一番お客を遊ばすサービス精神の良い酌婦を希望した。

そのお姉さんの声と共にあでやかな着物姿が目に入った。
季節に合わせた花の模様が描かれた明るい着物絵柄が部屋の空気を
明るくした。

年齢は30代後半のふっくらとした体を着物に隠し、黒髪はアップにして
一輪のあでやかな花が頭の片隅に咲いていた。
しっかりと相手を見ながらの受け答え。
色々な辛苦を味わって たくましく生き抜く女性の強さが
着物姿の下から見え隠れする。

一人で3人のお客相手のお手並みを拝見しようと意地悪な気持ちを
隠し、やがて宴会がスタートした。
まずは挨拶代わりのビールでの乾杯。

3人を平等に見ながらの話題つくり、そしてコップが空になると
すぐに、ビール、お酒を注ぐ。
差しさわりのない言葉が行きかう。
その様子に経験と智恵が見える。

安心して今宵の宴会が楽しみそうな気持ちが浮かび上がってきた。
やがて 約束の1時間30分の時間が経過した。

伊香保温泉ー第2回

興ざめのまま足はふたたびエレベータへ。
長く感じられる時間を感じながらエレベーターは地下の大浴場へ。

やはり時間の早いせい人の影は見えない。
ゆったりとした脱衣場から大浴場の戸を開けるとムットした湯気が
顔を撫で回す。
昔風のタイルで出来た大きな浴槽から透明なお湯が見える。

50年の歴史が足元、壁などの色あせたタイル等に現れてる。
又、正面の壁にはなんと大きな水車が回ってる。
パイプで水車の羽にお湯を注ぎ、その勢いで水車が動いてる。

風呂に入りながら水車を眺める。
一昔の前の温泉場のお風呂の風景である。
50年の歴史の中でどれだけの人がこの水車を眺めながら体を
お湯に浸したのだろうか

やっと 温泉に入れると思いながら体をお湯の中に入れるが
深さがなんとお尻を座ることが出来ない。
腰を浮かせながらの入浴
思い切ってお尻を風呂の床につけるとお湯が口元へ。

おぼれそうな中途半端な浴槽の深さ。
どんな気持ちでこの浴槽の深さを決めたのは不思議である。

手足を伸ばし、すべてを忘れて、温泉に浸りながら、温泉の
醍醐味を味わう気持ちはどこかに飛んでいってしまった。

明日までの旅たちの時間が長く感じられ始めた。

伊香保温泉へ ー第 1回

夕方に車は伊香保の温泉街に着いた。

高台にあるせいか霧に包まれ視界は悪い。

宿泊のホテルは築50年の建物である。到着のお客はまだ少なく、
人気のないエントランスは、ひっそりしていた。
赤のじゅうたんが癒す心を求めてきた私にはまぶしかった。

友人がネットで決めたこのホテル。街道傍に8階建ての建造物が
色あせた色彩を周りの新緑と肩を並べてたたずむ風景は時代遅れの
風景である。

東京から車で約2時間の温泉。
久しぶりの温泉である。何度かは足を伸ばしたことはあるが
今回のような男友達3人の温泉1泊は初めてである。

仕事をとうしてのつながりから、何気ない一言から今回の男同士での
旅となった。

案内係は20代後半の若者である。黒のスーツにネクタイ。
部屋までのあんないの途中で何気ない会話から、大学を卒業してから
中国へ派遣されて3年間 ストレスから体を壊し、生まれ故郷に帰っての
就職。
胸に見習いと書かれたプレートがまぶしい。

案内された部屋は幾度なく人を迎えた畳の群れた匂いとかすんで見える
壁紙の組み合わせが今回の旅行のすべてを教えてくれるようである。

10畳の畳と窓側の小さな椅子が我々の空間である。
気持ちを引き締め誰からでもなくお風呂へと言い出した。

時計は4時を回ったばかり。
早速、浴衣に着替え、タオルを小脇に抱え、人気のない館内を
エレベーターに向かう。
せっかくだから屋上展望風呂へと足を運ぶ。
エレベーターを降りると狭い通路が目に飛び込む。
白茶けた壁に矢印が白のプレートの方向を示している。
その方向に階段を下りたりあがったりしているうちにようやく
屋上露天風呂の入り口に到着。

「エッ」
人が3人入れば一杯の狭い浴槽が屋上に周りを人工の竹に囲まれながら
寒い風に囲まれているのが目に飛び込んできた。

そして、脱衣所の壁にはこのお風呂は水道水であると明記された
案内の紙が風に揺れながらなびいている。