あと 幾つ寝ると?


この前のホワイトデイーのお返しがお弁当でした。
普段食べられない2段重ねのお弁当で上官は大変ご満足の様子?

しかし、あと幾つ寝ると、今度はごまかしは聞きません。
バレンタイデー、ホワイトデイー

そして 上官の何十歳の誕生日です。年齢を明かすと、上官に逮捕されますので
ご勘弁してください。
それにしても続きますね。頭の中が混乱しますよ。
それならば、まとめて一緒にすれば省エネでOK?

とにかく、後幾つ寝るとですよ。
言葉が一番と思い、「おめでとう、誕生日」と、やさしく、セクシーに話しかけたって、
何十年連れ添った夫婦ですから、そんな手は通用いたしません。
この前は「ホワイトデイ」2段弁当だったから、3段弁当に格上げでOKかなと
思ったりしましたが、結果は、食事のお預けになると思います。

どうして、だんだん弱くなっていくのでしょうか。男性諸君は。
結婚前は相手が小生のことをすべて受け入れてくれました。
しかし、時間の経過と共に、立場が変化しました。
やはり、この世は女性で成り立っています。
老齢近いご夫婦の夫の行き場所は哀れな存在です。
昔、濡れ落ち葉などの言葉がありましたが、今はどうでしょうか。
世の中は省エネ、リサイクルの言葉がはやってますが、男どもの行き先は省エネでもなく、
リサイクルでもなく、要するに何にも役に立たない品物ですかね。

さて、つまらない愚痴はこれぐらいにしましょう。
さーーー
あと、幾つ寝ると。。。。。
頑張ります。

ふるさとの思い出ーーー4

北国の子供達の冬。
遊びはスキ、スケート、鎌倉など限られてます。
ついつい、家の中に入ると、怖い父の一声、「子供は、外で遊んで来い」
家の中のストーブのそばに猫のようにまーるくなってる姿を父に見られたら、大きな声が
家の中に響きます。
当時はもちろんTV、ラジオも有りませんでした。家の中の暖かい場所はたった一箇所。
それが石炭ストーブです。
ストーブの口から燃え盛る石炭が真紅色に変身する様子を黙って眺めてるだけで幸せな
気持ちになりました。
本当に真っ黒な石炭が真っ赤に燃えるなんて子供心にも感心しました。

当時は、子供は外で遊ぶことが当たり前でした。
学校から帰えると、かばんを投げ捨て、友達のまつ公園へと急いでいきました。
当然 近所のグループです。そこには、がき大将が仲間を集め、子分の面倒を
親身になって見てくれました。
そんな、グループがあちこちに自然発生致します。そうすれば縄張り意識での
ケンカが起こりました。自分の面倒見ている子分がいじめれれたら大将が体を張って
仕返しに行きます。
まさに親に代わって自分達を守ってくれました。
そこから、大人のルール、知恵などを教わりましたね。

皆さん 雪合戦は見たことはあると思いますが、力いっぱい相手に対して握った雪球を
投げつける遊びです。
当時は、グループごとの遊びの中で雪合戦をしましたが、死に物狂いでした。
なぜなら、固めた雪球を水で凍らしておまけにその中に小石を入れて相手てめがけて
投げつけます。
顔などに当れば血が滲む事は度々です。
そんな恐ろしい雪合戦を当時は当たり前のようにしていました。
血を滲ませて家に帰っても、親から問いだされても転んで怪我をしたとうそをいってました。子供同士の遊び、ケンカには親が立ち入る事は出来ないルールでした。
今の時代とは天と地ぐらいの差がありました。

やはり、、、、、、


5年前に健康診断。
先生いわく、-メタボです。「体重10キロ落としなさい。そして高血圧、糖尿病の一歩手前。」検査結果の数値を前にやさしくアドバス。
わかりました、暴飲暴食はしません。体を動かし、健康的な生活を送りますなどと先生に
言いましたが。。。。。。
それから、5年の月日が過ぎました。
あれから、一回も健康診断に病院を訪ねてません。
先生と名が付く職業は生まれつきの性格からか嫌いな性分ですね。
其の間は、明日には明日の風が吹くなどと、妙にいきまいていましたが。。。。
やはり60何年ですから色々体のあちこちからお呼びがかかり始めました。
そんなやさき、新人の社員が「経験20年のベテラン」糖尿病とわかりました。
小生の体のことを上官から聞いて、糖尿病の試験器具を自宅から持参いたしました。
家庭で自分で糖尿病の数値がわかる機器です。
器機の先が注射針があり、それを指先に刺し小生の血を取り出し、検査薬浸せば数値が
その場でわかる機器です。
その結果、、、288----高い数値。
糖尿病の範囲です。
いやはや、参りましたね、
糖尿病から発展する合併症が恐ろしいとの事。
失明、足の切断、、、、、、

数値を確認しながら、一回り成長した我輩のおなか周り、
体重も80キロ弱。重たいです。5年前より8キロオーバー
上官がTVを見ながらやせる体操、食べ物、健康生活と色々な情報を頭の中にインプット
してるのを笑ってみていましたが、わが身のことに関り始めました。
さー どうしようか。
明日から、上官のチェックが入ります。
5年間の付けがまとめてきました。
明日から上官への敬礼を心を込めていたしましょうか、、、。
上官に3歩下がって「敬礼」

ホワイトデイーのプレゼント


14日のホワイトデイーの上官へのプレゼント。

悩みますね。この年になると、上官の欲しいものはといえばーーーー

本当に頭に浮かんできません。

とにかく、何かを考えなければ、本当にゲンサマと立場が逆になります。

リビングから時々上官の甘い声が聞こえてきます。

もしや、小生にと、-----

しかし、ゲンサマに向かって甘い声をやさしく話してます。

小生の出番はありません。

そんな上官にどんなプレゼントをしましょうか。

とにかく、デパートへと足を運びました。

いや、すごい人並み。デパ地下はケーキ、お菓子、などなど。

カタカナの名前のお菓子類が「今からでも、ホワイトデイーに間に合いますよ」の呼び込みのお兄ちゃんの声でどんどん売れていきます。

参加は気後れして出来ません。ただ見るだけ。こんな世界があるなんて感心するだけです。

ホワイトデーイと書かれたプラカードが狭い売り場にあちこちに眼につきます。

早く、帰りたいと思ったが手ぶらではーーー

上官の顔が浮かんできました。

いつの間にか足は弁当売り場へと。

其の中で目に付いたのが、このお弁当。2段重ねの春らしいお弁当。

いつもは500円前後ですが、よし、今日はホワイトデーイだと訳のわからない理屈で
買いました。
値段は1350円です。

上官はどんな顔をするのか楽しみに帰宅。

上官の前にお弁当を広げました。

きれいな色彩のお弁当が2段。

にっこり。「美味しそうなお弁当」ね。其の日の夕食は仲良くお弁当です。

「お父さん、美味しかったわよ」上官のお褒めの言葉でほっとしましたね。
ホワイトデーイに60代夫婦のお弁当を囲んでの夕食。

思い出の記念日です。

ずっとこの作戦で行こうかなーー

建具ショウルーム


この写真は秋葉原の大建ショウルームです。
床、ドア、収納などの実物が展示されてます。
アドバイザーがプランからの建具などの相談に乗ってくれます。

大変便利がいいものです。

さて、現在 ほぼスケルトンの大型のリフォームの相談を4件受けてます。

家全体の間取りの変更、設備の一新、など細かい打合せが有ります。

今までの経験状、必ずショウルームでの打合せ、確認を致します。

カタログでは分からない本物を手に取れば、色彩、使い勝手など具体的に
解りますので、お互いに理解が出来ます。

お客様と建具のショウルームから、照明のショウルームへと行きました。

自然灯、蛍光灯、LEDの違いを目の前で見せてくれましたので、各部屋の
使用別によりどの照明が良いのか良く解りましたとお客様が述べてました。

百聞は一間にとの言葉が有りますが、本当にそうですね。

やはり、施工途中でのトラブルを無くすためには、最初の打合せに時間を掛ける事が
大事です。
お互いの思いをしっかり結ぶためには、細かい事まで打合せが大事です。

いよいよ、4月から大型リフォームがはじまります。

耐震、設計、設備、建具、照明 職人との打合せが全て、完了致しました。

後は、完工後にお客様から笑顔を頂くためのスタートです。

ここは?


昨日は、4月着工のお客様と建具、建材のダイケンショウルームへ打ち合わせ。

場所は秋葉原。

日曜日ですが、人、人です。肩が触れ合うばかりの混雑です。それも若い人ばかりです。

何か 小生は場違いな場所に迷い込んだ気持ち。

それにしても、どこから何を求めて集まるのでしょか。

家電ショップのビルがあちこちに眼を奪われるように立ち並んでます。

店先には、いわゆる呼び込みでしょうか、プラカードをもって道行く人に声をかけてます。

そんなかに、初めて目の前で見ました。

癒しけいのお店。「ご主人様、お帰りなさい、何とか、、、、」

其の制服で、チラシを配ってました。

TVでは画面で見たことがありますが、目の前で見たのは初めてです。

写真をと思ったのですが、やはり周りの目が気になりました。

娘より一回り若い女の子に

「お帰りなさい。ご苦労様、ご主人様」などといわれたら、どうしましょうか。

頭の中での空想でニヤニヤしてたら、突然上官の顔が出てきました。

額から汗水が。。。。。。。

早く、上官が待ってる我家に帰りましょうか。

故郷の思い出ーー3


長い冬が、終わりを告げるのは4月後半である。

白い雪道が、日差しの暖かさにだんだん汚れ始めてくる。

雪の下に隠れていた黒い土があちこちに見え始める。

もう少ししたら、春。

長い冬眠生活から目覚めた動物のようにまぶしい太陽と久しぶりの対面。

そして、雪国の春の到来の象徴である馬糞風が飛び回る。

乾いた土の上に落とされた馬の糞が太陽の光で乾燥して、春風と共に
飛び回る。
当時は、荷物の運搬に馬ゾリを使用した。馬は足腰が強い荷物専用の道産子である。
バス、車などは少なく、馬ソリで重たい荷物を運んでいた。
我々子供は、当然後ろから黙って乗り 足の代わりで遊んだ。 

馬ソリの上に腰をかけ、馬糞の匂いを感じながら、まぶしいお日様を見上げた。

子供心にも、春の息吹が感じられ嬉しくなった。

「春よ来い、春よ来い、歩き始めたミーチャンがおんもに出たいと待ってるよ、、」

故郷の思い出ー2

冬の札幌。
朝の家の中は、マドガラスからの冷気が家の中に漂ってる。
せんべい布団の足元の湯たんぽは冷たくなってる。

体を震わせながら、布団から飛び出る。
まずは、ストーブに火を入れることが役目であった。前日の石炭の燃えカスの灰を
ストーブから取り出し家の外の道に捨てる。
真っ白い雪の表面に黒すんだ灰がばら撒かれる。。
隣近所の家の前にも同じような模様が描かれる。

そして、ストーブの燃やし口に新聞を入れ込み、マッチで燃やす。
新聞紙が真紅の火に囲まれたとき、石炭を入れる。
真っ黒な石炭と燃え上がる火にしばし我を忘れて見つめる。やがて石炭に火が燃え移り、
赤く燃え始める。
それを、確認して弟達に声をかける。
両親は朝の5時過ぎに店に出かけている。商品の仕入れ、おかずの用意など 朝から
戦争状態である。
弟達の朝の面倒は私一人の役目である。

凍え始めた手をストーブで温めながら、昨日の残り物をちゃぶ台に並べる。
ご飯、味噌汁、お店で売れ残ったおかずなどが並べられる。
其のころ、ようやく弟達の姿がストーブの周りに見え始める。

兄弟3人の朝の食事が始まった。
毎日 同じような朝の食事。それが当然と思い、不平などはなかった。
毎日 深夜遅く家に帰り、そして朝早く店に出かける両親の姿を目の前に見ていれば
何にもいえなかった。

ふるさとの思い出。。。1

なんとなく心の宝物。
眼をつぶれば、雪が、ばそりが、石炭の火が、市電が、雪山が。。。。。。

63年前に北国の札幌に生命が誕生。
戦後、まもなくです。
満州からの引揚者として両親は生まれ故郷の札幌に帰国。

食べるため、色々な仕事に挑戦。
最後にはおかずや。
自分の家でさまざまなおかずを作りリアカーを引き売りさばき、
やがて、幅2メーターの狭い道の両側に小さな店が並び立つ市場の中に
自分の城を構えた。
記憶に残るのは、長屋形式に両サイド10軒に囲まれたお店兼住まいの
屋根裏で過ごしたのを覚えてる。
5歳の子供の頭が屋根裏では窮屈に感じられ、裸電球が暗闇の中に
ぶら下がっていた。
当然、風呂はなく、トイレは長屋の両端に共同で使用していた。
楽しみは、友達といったお風呂やである。
大きな浴槽に身をかがめ、手足を一杯伸ばし、ばたばたさせた。
そして、風呂上り、冬であれば、頭の毛がアットいうまに凍って硬くなる。
何もかも、白黒の世界である。
すべては友達、大人から世の中のすべてを教わった。
誰もが平等。他人と比較などは考えられなかった。
少しのものでも近所の人と分け合って過ごした。
そこで住んでる子供達はみんなのこどもであった。
遊び、走り、動くすべて回り近所の大人が色々な場所で声をかけてくれた。
子供心にも、家に帰ると、怖い父が「お前今日どこどこで遊んでいただろう、
すべて知っているぞ」とぶっきらぼうに言っていたのを覚えてる。
悪いことは出来ないぞと脅されてる気持ちであった。

 おかげさまで有り難う御座います。

近くの行きつけのおすし屋さんとは10年のお付き合いが有ります。

最初のきっかけは昼のランチ。

海鮮どんぶりが880円。デザート。漬物。味噌汁。

どんぶりの上には色とりどりの海の者が踊ってます。

あまりの多さにビックリしてそれからのお付き合いが始まりました。
カウンターに10人座れば一杯のお店ですが、いつもお店に顔を出してる
大将目当てのお客様が多いです。

彼は1年無休です。使用人は休んでも本人は朝の築地への買出し、店に戻ってからの
仕込み、そして昼のランチ、3時間ほどの休息をしてからの夜の板場へとの連続の
仕事が続きます。
深夜帰宅は2時過ぎと、こんな生活がオープン以来15年休み無く仕事をしています。

当然、夏休み、正月は関係なく、もちろん子供達の運動会、父兄参観日など顔を出した事は
有りません。
体が良く続きますね。
そんな大将を見て、少しは休んだらといったことが有ります。

しかし、今、小生が大将並みの日常になりました。
2ヵ月 休みが取れません。
リフォームの大型物件の相談、施工、そして新築と立て続けに目の前に山のように迫ってます。
お客様の方が気遣ってくれます。
それでも、お客様のお役に立てることが嬉しいです。
まさしく、老体鞭打ってのひと絞りです。

お客様の笑顔が体の疲れを吹き飛ばしてくれます。
頑張ります。