たまにはおめでたいお話を

若い2人の結婚式が目白の有名なホテルで行われました。

         

          

このような時勢ですので延期を考えたそうですが、。。。

会社の取引先の息子サンです。大学を卒業してから、親の仕事を継ぐために
別な会社で修行してから、今は、実家の仕事を親の代行でしてます。

結婚をきめ手から、責任感をより心に秘めて、日夜仕事に励んでます。

両親はホットしたのでしょう。

会場の隅で、2人そろって座っている姿を見ると、我家の子供達の結婚式風景が
昨日のように思い出されます。

同じように、結婚披露宴の様子を複雑な気持ちで眺めていました。
      
           

           

          

          

嬉しい気持ち半分と親の責任を果たした気持ち半分でした。

彼らの姿と自分の姿がダブリました。

そして、自分の会社の跡継ぎとして息子の姿が浮かんできました。

紆余曲折がありましたが、大手の通信会社を退職して、いよいよ後継者として
決心をきめましたね

嬉しい話です。

そのときは、お披露目としてこのような会場で皆様にご紹介できたらと思います。

それまで頑張りますよ。

21人もいる顧問。 そしておぼれる船から船長が。

物言わぬ我家のゲンサマは今回の震災、人災はどのように思っているのでしょうか

           

                    

 東京電力は21日の記者会見で、現在21人いる顧問のうち、経済産業省出身の白川進元副社長ら11人が6月末で退任することを明らかにした。

 福島第一原子力発電所の事故の経営責任を取って退任する清水正孝社長と武藤栄副社長のほか、築舘勝利常任監査役の3人は6月末に無報酬で顧問に就任する。この結果、顧問の人数は13人となり、年間報酬の合計額は2億1900万円から9800万円に減る。

今回の震災がなければ、月1回か、年 数回か解りませんが、平均して1000万円の
報酬が。
もし、月1回だとしたら、数時間の会議で月ー800000円。

時間給はいくらなんでしょうか。

恐るべし。

そんな東電でおぼれる船から船長が逃げました。
社長交代の人事発表です。

震災直後、体調不良で病院へ避難。

そして、形だけのお役目、そして、予想されていたことですが交代。

本当にこんな人物を東電が社長に任命していたとは摩訶不思議。
東電の会社の体質が疑われます。

我々民間の中小企業の社長には考えられません。

被災地では多くの企業の社長が苦しんでいます。
何人かの従業員を抱えて、借金を抱えて、それでも立ち上がろうとしてます。
当然、自宅、会社、工場などもほとんど倒壊の中で頑張ろうとしてますね。

本当に、彼らのつめの垢でも東電の社長、役員に飲ませて上げたいです。

完成間じか。。。

ご両親様が永年仕事をした印刷工場。

大きくはありませんが、お二人でしっかりと共同で印刷工場で仕事をしてましたが
年齢のことを考えて、お嬢様の提案で仕事を引退して、工場をご両親様の住まいに。

相談を受けて、ようやくここまで来ました。

工場の出入り口は壁にして、大きな窓を取り付け、耐震補強のため、ダブルで筋交いを
取り付けました。

             

            

道路側に面した、窓の下は自電車置き場です。

              
             

リビング、キッチンは対面にして、床暖房、無垢材のフローリング等、体に良い素材を
仕様してます。

               

キッチンを中心として両側はリビングと寝室です。

特に、寝室は奥まってありますので、光を2階の床からグレーチングで屋根に天窓を
取り付けて取り入れてます。

             

             

これなら、周りが壁に囲まれた部屋でも明かりが天井から差し込みますね。

もうすこしで完成です。

夜の新宿街

久し振りの友人との夜の飲み会。

1年に3,4回ぐらいの新宿です。遠い町となりました。

ご覧のとうり夜の8時過ぎですがネオン、照明は暗いままです。

             

何でも、引ったくりが増えたそうです。

そんな中、新宿の中心の通りにまぶしげに光り輝く店が。。。

              

ショウウインドウの中にダイヤモンドが光ってます。

            

シャネル、デオールなどのお店です。

           

周りが暗い中に呼び寄せられるように覗き込みました。

上官の声が暗闇の中から聞こえました。

「大丈夫よ、安心して、宝石には興味が無いからね。」

35年の結婚生活ですが、この点は助かりましたね。

想定外のリフォーム工事も。。

住まいの後ろ側に基礎、土台が無かった現場も無事施行方法と技術で納めました。

ご覧のとうり、断熱材、サッシ、床組みなどが出来つつあります。

             

外は前は工場のでは入口でしたが、壁、窓などが取り付けられました。

              

               

お客様から、どのようになるのか楽しみですとのお言葉を頂きました。

「山口さんと出会ってよかった」
お父様の解体初日の嬉しい言葉を胸に、半分まで施行が進んでいます。

お客様のリビングでの話の続き、、、第4回

お台場という立地上の立場での戦略。

なかなか若い人が住むには予算の関係で難しい場所。それも高級マンション。
これを、向上心の強い若い人に住んでもらうためには。

お住まいが吹き抜けの住居を活用して、横は当然仕切られっるので、高さへの
活用の方法を考えられました。

一戸建住宅も高さへの空間利用方法があります。
ロフト、屋根裏部屋などが。

普通のマンションでは高さが決められてるので、横の空間の中での設計です。

彼は、吹き抜けの空間を部屋などに作ることにより、区切られた部屋を多く作り、
安い家賃で若い人に入居してもらい、効率を上げる考え方です。

高さへの挑戦。

一戸建住宅ではこのごろシエアハウスが若い人に人気です。
場所により今まで空室の住宅もあっといまに満室です。

弊社もいくつか施行しましたがいずれも満室です。

それを、お台場、高級高層マンションと考えての発想です。

これから設計の先生と相談してどのような提案ができるのでしょう。
楽しみです。

いずれにしても、体が不自由ながら、母親の言葉が後押ししたこのマンションを
若い人が集まり、巣立って行く姿を自分の姿とダブらせたかも知れません。

是非 成功してもらいたいですね。

リビングでの話しの続き  第3回

「有名な財閥グループで金融を中心としたコンサルタントの仕事をしてました。
毎日、毎日 数字とにらめっこ。遅くまで書類とレポート作成。
無我夢中の毎日でした。グループ全体の金融を扱う喜び、不安、やりがいなど、
色々な中での日々の戦いでした。
結婚などは考えられません。仕事と結婚したようなものです。
当然、報酬も沢山頂きましたね。それでなおさらのスリルを味あうための不動産投資。
当時、このマンションはお台場の地名と高層階の建物で倍率は100倍。
もしやと思い、申し込みしました。当たるとは100パーセント思ってはいませんでした。
ところが当たりました。頭金等も十分用意してませんでしたので辞退しようと考えていましたが、田舎の母親から一本の電話が
「宝くじが当たったのよ。田舎の町内の商店街が発行する宝くじに当たったのよ」
そのひと声がこのマンションを購入するきっかけになりました。
山口さん、どうしょうかと迷っていたとき、お袋からの宝くじが当たったとの連絡。
決めましたね。お袋が、後押ししてくれたようなものです。

ようやく、彼のこのマンションに対する思い入れがわかり始めました。
それから、暫くは他人に賃貸として貸してましたが、更新につき退去してもらい
縒り効率的な方法で活用することを思い、私に相談となりました。
その方法とは。。

お客様のリビングで。。。第2回

 
マンション入口内には専用のお客様用応接室、打合せ室などが立派な家具で飾られていた。
やがて 指定された階数に到着。

両脇が広い廊下をとうり、やがてお客様の部屋の前に到着。

昨日のお客様の声を思い浮かべながらインターホンを押した。

「山口建設の山口です」
「山口さん、待っていました」

暫くしてドアが開いた。

目の前に現れたお客様は杖で体の半分を支えながら

「どうぞ、此方にお座りください」と部屋の中に案内してくださいました。

体が不自由な様子である。

廊下をとうり、ベランダに面したリビングは広さ16畳。
外からはガラス越しに明かりが入ってきてる。

又、吹き抜けであるので、ベランダに面した上の高さにもうひとつの
ガラス窓からも光が注がれている。

部屋の中には家具は何一つもありません。

がらんどうのリビングにお客様と対面で床に座ってお話が始まりました

「山口さん、聴きづらいと思いましが、私、病気で手術をしました。
腫瘍が頭の中に見つかり、TVでも有名な先生に御願いして手術をしましたが
このとうりの体です。体半分 後遺症で麻痺が残り杖無しで歩くこともできません。
又、顔面麻痺のため言葉もしっかりと話せません。
初めての人は電話では酔っ払っていると思い方がほとんどです。

そして、目が瞬くこともあまりできません。目を開けておくとドライ現象で
乾いて痛くなるのです」

体をよじりながら一生懸命にお話しする彼の言葉にいつの間にか引きづられていました。
時計を見ると1時間たっていました。

その時間も忘れるほど、彼の壮絶な人生への挑戦を話してくれました。

お客様の玄関ドアのインターホーから昨日の声が返ってきた。

「どうぞ、、、」

1本の電話から始まった。 第1回

夕方、会社に電話が。
電話を応対した社員が「お客様からですが、何か酔っ払ってるみたいです。社長さんは
いますかと聞かれたので、今 他の電話に出てますので、折り返し電話いたしますと答えました」

そのとき先方の電話番号は留守電になってるので名前を言ってくれれば折り返し連絡を
しますとの事ですが。。。。。
今 電話がかかってきたのに留守電とは不思議だなと思い、渡された電話番号に連絡を入れたが留守電になっており、こちらの名前を留守電に入れました。

そしてすぐに電話がなり、「先ほどのお客様からですが やはり何を話してるか解りませんが」と社員に言われて電話口に出ました。

電話口からは酔っ払ったような意味不明の声が聞こえて来ます。
耳を傍たて聞いてみますと、リフォームの現場調査の依頼です。

そのやり取りの中で、「社長さん、私 酔っ払いだと思ってるんでしょう。
こんな話し方しかできません。うまく口が回りません。」

懸命に電話口から彼の声が聞こえてきます。

そして、現場調査の約束を翌日にいたしましたが、依頼された場所は

お台場の有名な高層マンションでした。

マンション入口はホテルのように専門のコンシエルジが受付におります。

当然、部外者は入居できないようにオートロックです。

            

           

想定外?

想定外という言葉が今回の災害で耳にしました。
原発しかり津波しかり そのたびに想定外という言葉が出てきます。

今までの経験、いや人智から考えられない出来事が目の前に起きたときどのような
解決策をするべきか。

今朝のTV画面から 又 福島原発1号機の燃料棒が解けていて容器の下から
もれていたと報道がありました。
燃料棒を冷却するための冷水を注ぎ込んでいたが、燃料室には冷却水はたまっては
いません。
これも想定外なんでしょうか。
あれほど、原発の第2次災害を防ぐため、海水、真水などを燃料室に注入していたのに
その燃料室の下に穴が開いていたとは、これも想定外なんでしょうか。

今までの経験から想像できない事が発生するとき想定外というんでしょうか。

確かに、我々の人生においてもさまざまな出来事があります。そのたびにあらゆる
経験から考えて解決策を考えます。

もしかして、ただ今の現場も想定外のひとつかも知れません。

          

後部側の壁を解体してみれば、基礎、土台などはありません。

         

         
重量ブロックで住宅の構造の一部を支えてます。

想定外です。リフォームの現場では良くあることです。

そのときに一番役に立つことは経験です。今までの多くの現場から学んだことが
役に立ちますね。

             
今回の現場も新規に基礎を作り、重量ブロックと一体にしました。

            

又、既存の柱を連結金物で同様に基礎と連結しました。こうすればしっかりとした
補強施行が完了です。

           

          
初め心配したお客様も安心した様子です。

            

           

            

技術と経験です。これに勝る解決策はありません。

そんな中、施行完了したお客様から嬉しいメールを頂きました。

 「路地奥で、車が横付けできない悪条件の工事、見積辞退の業者もあったり、地元業者でも「やってあげます。」に対し、Y社長から「あなたを必ず満足させる自信があるので、私に任せて下さい。」熱い言葉を頂きお願いする事に至りました。この言葉は決して口先だけでなく豊かな経験からの提案であり、TVのリフォーム番組級の感動と満足を提供してもらえました。「仏作って魂入れず」なんて事はなく「親切な提携建築士さん」の後悔しないプランに始まり、エースの大工さん配属、一切手抜き無しの施工は、ご近所から多くの賛辞いただける素晴らしい内容でした。当初予算を若干超過した不満がありました。しかし、機能性の高い施工内容に辛口評価でも最後は「大満足&感謝」に至りました。 」