雪が外にちらつき始めた今日、上官と共に、豊島園のユナイデッドスクエアの映画館へ
太平洋の奇跡
第二次戦争でのアメリカとの戦いが行われたサイパン。
ほとんど占領された狭い島で戦い続け、やがて島のジャングルに追い込まれて
民間人を守りながら、戦い続けた軍人の話である。
アメリカ軍からフォックス「すばしこく、ずるかしい狐」と呼ばれて、その戦いに
最後は尊敬された軍人の姿を描いてる。
追い詰められた民間人がバンザイ岬から身を投げたことは我々の脳裏に残ってます。
戦争、勝利者と敗者、
多数の民間人、いや 戦争に召集された兵隊含めて、その家族の人生を狂わせて
しまった戦争。
勝ち、負けの中に狂わされた多くの人の人生がある。
戦争という名前の中に、日々の幸せの生活、愛する人との別れ、悲しみが
忘れ去られてます。
ひと一人ずつが持ってる生きる力、愛する力、喜ぶ力、悲しむ力などが
すべて戦争と言う名前の中に消え去られます。
すべてのひとに悲しみを与えます。
それは戦い続けた両方の国の人すべてが重い悲しみの中に生きていきます。
映画と同時に、浅田次郎の「終わらざる夏」を読書中。
北の孤島での知られざる戦い。
ソビエト連邦との国境近くでの小さな島で終戦近くに起こる物語である。
その小さな島に各地から召集された兵隊、軍人などが日本の敗色濃厚の中
孤立無援の中、迎えた天皇陛下の終戦のお言葉。
目の前のソビエト連邦の戦争参加。
1945年8月15日に戦争が始まる。
もうまもなく読み終わりますが心に響く書物です。
作者の一つ一つの文字の空間の間に戦争の悲しみが書かれてます。
そんなときに見た映画です。
太平洋の奇跡との題名ですが、実在の軍人の小説を映画化した内容ですが
戦争の悲しみは伝わって来ませんでした。
一人の軍人の後ろでどれだけ苦しみ、悲しんだ人がいるのでしょうか。
戦争は人の心を奪います。