エジプト


10年前の写真です。
今では、1児の父親の息子と妻との海外旅行。
ピラミッドを後ろにしての記念写真。
娘は、夏休みのオーケストラの倶楽部の練習で参加せず。いや、父親と距離をおきたい年頃でしたので、親子3人の旅行でした。
古ぼけた写真が10年の歴史を照明している。
今では、小生の部屋の壁にひっそりと飾ってます。アットいうまの10年ですね。
当然 我家も子供達の独立、結婚、孫の誕生と歴史が動いていきます。
又、妻と途中で家族の一員となった芝犬のげんと2人、一匹で現在 仲良く過ごしてます。その間の世の中の早い動きに惑わされながらの毎日です。
当然、今こうやってパソコンでブログを書こうとは想像もできませんでした。
仕事の方法も、人と人が知り合う方法もまったく当時では考えもできない世の中です。2日前から、沖縄から娘がとまってます。もちろん孫を連れてます。
六ヵ月たちました。声を出しながら、床を這いずり回ります。その姿は昔の小生の子供達の姿にダブルと言いたいのですが、昔の小生の父親としての態度に反省しかりで記憶にありません。
又、母親としてかいがいしく面倒を見ている娘の姿にこの世は女性が地球の中心であると確信いたしました。リフォームもやはり奥様方の意見が200パーセントです。生まれ変わったら今度は女性に生まれ変わろうかな。

インテリアコーデネーター

「なるほどですね。ほかの会社の担当者と違いがわかりました」
迷路に迷い込み、どこに進んでいいのかわからないお客様の顔が嬉しそうになりました。
リフォームの計画をされて、弊社にご相談に来ました奥様です。
無垢材が気に入り、無垢材の専門店に相談してリフォームの提案を受けました。
今の時代当然あい見積もりが当然ですので弊社に相談に来社いたしました。
弊社では建築家の先生かインテリアコーデネーターの先生どちらか判断しまして
ご相談に同席させることにしてます。
奥様のリフォームのご希望はリビングと隣接する和室を一部屋として、和室の押入れをクローゼットにしたいとの事でした。
マンションの1階ですので床は防音の制約はありません。
彼女「インテリアコーデネーター」は奥様のリフォームの大きな要素が無垢材だけの種類にこだわっていることに疑問を持ち会話が始まりました。
「現在、お使いになってる食卓、収納はどこのメーカーですか。」
奥様がこだわって10年前に選ばれたメーカーの名前を言われた時、
「現在はそのメーカーは食卓などの自宅用家具は造作してませんですね」
奥様はちょっとびっくりされて、
「良くご存知ですね。私もそのメーカーで他の部屋の家具もそろえようと思い
調べたんですよ」
そこから会話がどんどん会話が進行しました。
「照明はどのようにお考えですか。ご家族が暮らすため必ず電気のスイッチ、
照明をつけますね。照明の位置、種類、デザイン、などはどの場所で食事、読書、
会話をするのかで決まりますね。
建築家の先生は建物の構造、間取り、デザインだけで照明などはカタログを見て選んでる方々が大勢おられます。毎日照明なしには生活はできません。
奥様はリフォームをなされた部屋でどのような生活を送られたいのか教えていただけますか。
照明、家具、色彩などに囲まれた部屋での生活を奥様のご希望をお聞きして
すべてコーデネーターを差し上げるのが私の仕事です」
きっちりと述べられた、彼女の姿には何かすがすがし気持ちになりました。
「このようなお話は他の会社の担当者からは聞きませんでした。違いがわかりました。」
奥様は微笑んで「次は、どのようにすればいいのでしょうか」
お客様の心を感動させました。
横に同席しました小生も彼女の言葉におおいに同感いたしました。
お客様も迷いなく素晴らしいリフォームを完成されることだと思います。

又、お願いいたしました。

「山口さん、今回もよろしくお願いいたします。前回にお風呂のリフォームをして頂いた時、担当の佐久間さん、職人さんもとっても良かったのよ」

懐かしいお名前を拝見して、現場にお伺いしたときのお客様の言葉です。
今回はキッチンのリフォームです。
大工と水道の職人にテキパキと現場で指示を与えてる社員の姿に安心しました。
それより、ひさしぶりのお客様からの挨拶代わりの言葉に心が感動しました。

すべての現場に顔を出させて頂き、現場確認、お客様への挨拶等を毎日してます。
会社で書類等に目をとうすより、現場がすべてです。
お客様とお話をすることにより、嬉しい事、悲しいことを肌身で感じます。
すべてはお客様からスタートですね。

バースデイーライブ


66歳である。

昨日、雨の中 渋谷のホテル内のライブハウスでかれのバースデイライブが行われた。

暗闇の中でスポットライトに浮かび上がる彼の姿。
後ろにはピアノ、ドラム、ベース、バイオリンの楽器者が控え、彼の歌と共に、ライブハウスに心地よい時間が広がる。

66歳で現役でステージに立つ姿に人生の一部を見た。
音楽の中に彼の人生があり、彼の中に音楽がある。

どこに向かって、彼は歌い続けるのだろうか
どこに向かって、彼は進むのだろうか

答えのない人生を音楽をとうして探し続ける彼の姿に我が身をだぶらせる。
かれの名前は
「六角幸生」
現役66歳のJAZZシンガーである。

沈まぬ太陽


今 話題の映画「沈まぬ太陽」に上官と見に行った。
初日のせいか ほぼ満員である。やはり中年の世代が多い。
昭和30年代の激動の時代を会社の中で生き抜く男の戦いを渡辺謙が演じてる。

大きな組織の中でみんなのためと思い、組合の代表として上層部に働く労働者の
代表として戦い続け、やがて時代の流れの中で翻弄されていく姿を見せている。

会社、仲間、家庭、の中で揺れ動く姿は本当の幸せとは何か。
生きていくために、何かを犠牲にしていく姿。

何を選択すればよいのか。家庭を持った以上、妻と子供達への責任。
そして、仲間への責任。
挫折する仲間、そして裏切る仲間。
それぞれが苦悩のなかで自己の人生を選択し、追い込まれながら自分を納得させる。誰もが悪いのではなく自分の人生の行き方を会社という目に見えない中での
選択。
どこに、自分の人生の行き方を選ぶのかは、現在と違い選択の少ない昭和の時代。

日本が戦争の敗戦からの立ち上がりを全国民が虚脱感からの脱却を会社と言う大きな組織の中でのスタート。
選択の少ない個人の人生。
生きがいなど考えられない時代は到底今の若い人には理解ができないかも知れない。
3時間を過ぎる長い時間をどうすごすか心配であったがあっというまに過ぎた時間であった。
日本が世界の経済大国へとスタートする時代に生き抜いた男の不屈の精神は
現在の薄っぺらな情報にとらわれ、腰の据わらぬ生き方に翻弄されてる我々に対する警告と思われる。
何者にも変えがたい己の生命を何をもって変えられようか。
己の足跡を混沌たる今の時代にはっきりと浮かびだす信念を心に刻むべきだろう。

今年最後のイベント


今年最後のイベントが10月31日、11月1日に開催。

早いですね。ついこの間1月のイベントが終了したと思ったら、最終イベントを
開催することとなりました。

今年を振り返るには まだ早すぎるかも知れませんが
小生の個人的ないイベントは初孫が子供達2人に授かったことです。
初めての体験が二月の間に2度起こり、それぞれの孫をこの手で抱きしめると
命の続きを感じられました。

夫婦二人と犬のげん1匹の静かな生活に新しい息吹が感じられます。
親離れがうまくいっている子供達から見ると小生はなかなかの問題児らしいです。
当たり前のことを述べているのですが、やはり時代の流れですかね。
時代の流れと言う言葉は嫌いですが、上官に言わせれば知恵を使いなさいと
言うことです。

新しい子供達家族との関係は上官の意見を半分入れることで平和な生活に向かって
頑張ります。
そして公的な大きな出来事はギヤラリー絆のオープンです。
夫婦の寝室を取り壊し、絆を作りました。
又、業務提携の先生方も10名になり、そこからさまざまなドラマも生まれてます。

それぞれご相談を受けたご家族のリフォームのお手伝いを通じて皆様の人生のお役に立てられたと思ってます。
おかげさまで、現在大型リフォーム施工中は3件、ご相談は5件抱えております。
すべてのお客様のお顔、又、現場に顔を出させていただいております。

会社を大きくすることはお客様の顔が見えない結果になることはハウスメーカーに
勤務したときいやなほど経験しました。
いいことも悪いこともすべて知るのが小生の役割です。

そんな1年最後のイベントが開催されます。
練馬TOTOショール-ムと弊社ギヤラリー【絆」で2日間行われます。
特に、設計のお二人は選び抜かれた先生です。

無料で設計サービスを行いますので、遠慮なくご相談ください。
手前みその宣伝になりましたことをご勘弁ください。

新築

1年経過致しました。

本当に1年前に初めてお客様とお会いして
リフォームの相談を受けた事が昨日のようです。

2世帯住宅のご相談からスタートして、設計の先生を交えての
打ち合わせが続きました。

図面、模型、概算見積、ショールームへのご案内。

ご両親様と息子様の関係など、色々考えながらの最終設計が
決定したのが夏休みの前でした。

処が 息子様が結婚する事になり、お嫁さんが御仲間入りの形になりました。

そうなると 設計の内容も違ってきます。
ボリュームも当然アップしました。

そうなると、リフォームのお話しから 一段上の新築へと計画も変更です。
お客様の突然の計画変更も弊社では当然喜んででお請け致しました。

ようやく、新築図面が完成致しました。

ご両親様と新婚ご夫婦の夢の新築へのスタートが始まります。
お客様の人生の夢のお手伝いに参加できる事は本当に嬉しい気持ちです。

お客様 ありがとうございます。

感謝、感謝 感謝。

童地蔵


デパートで日本で第一人者の仏像展覧会。

平日にもかかわらず広い展覧会は人ごみであふれていた。

日本のほとんどのお寺の仏像は彼が彫刻。17歳の時 最愛の弟を亡くし、それから40年弱 仏像の彫刻一筋に人生を歩んできた。

現在、製作しているのは10年前に頼まれた高さ10メーターの仏像。

弟子、40人との共同作業。

左右のバランス、目と鼻と口の表情。そして目を入れる開眼。

深夜、誰もいない工房で黙って仏像と向き合う姿。

何を語りかけるのであろうか、多くの人々が祈りをささげる仏像に。

人々の幸せ、苦悩を一手に引き受ける仏像に己の魂を注ぎ、目に見えぬカオスの
世界との会話。
その重圧にどう向き合うのだろう。

仏を作り魂が入らずとの言葉。

亡くなった弟に捧げる果てし無き思い。

そんな展覧会の片隅で見つけた童地蔵。高さ20センチばかりの小さな地蔵。
目と目が合った瞬間に心が揺らぎました。

心の中がみすかれた気持ちになり同時に心の中にそっとしまいこみたい童地蔵。

丁度、我家にも2人の孫が今年誕生しました。
思わず、2人の顔を思い出しました。

もしかしたら、赤ん坊は仏様の生まれ変わりかも、知れませんね。

翌日から 鏡に映る小生の顔にため息ばかりです。

ゲンサマの寝相


我家で一緒に暮らしてから、12年ほど。

今では、いなくては困る仲間です。

ほとんど、子供達と同じ愛情を注いでいますね。特に上官は目の中に入れても
痛くない気持ちですね。

げんの一日の行動は、まず 朝の散歩は我輩の役目、上官が選んだ体に良い
ドッグフォード「値段はかなり。。。。らしい」で食事、それからは上官が
会社の出勤のため洗面所で仕度をしている側に座って、離れません。
なぜなら、上官と一緒に出勤するためです。
会社では 社員みんなに朝の挨拶を一人一人にしてから、会社の入り口に座り、
来社する人にも挨拶をしてます。

夕方の散歩は上官の役目です。
寝室は、リビングの椅子、ソフアー、上官の部屋など、そのときの気分で
決め手いるらしい。
年齢が人間にたとえると70歳ぐらいになると寝相もご覧のとうり、堂々と
した姿です。
我家の仲間、いや 家族の一員としていられるのはいつまででしょうか。

JAZZ


真夜中の演奏。

小生の部屋に飾ってるJAZZ のメンバー

総勢7名の演奏者。

レパートリは古典からモダンまで約70曲。

リズムに合わせて体が動く。

トランペット、サックス、ギター、ピアノ、ベース、パーカッション

それぞれにニックネームがついている。

そんな彼らの演奏はミッドナイトに開始。

もちろん お客様は小生一人。

琥珀色の液体をグラスから口に運びながら、彼らの演奏に体でリズムを
とりながら 時間の中に身をゆだねる。

至福の時だ。