高校時代の友人

先日 高校時代の友人2人と夕飯の時間を作った。
昨年 高校時代のクラス会の幹事の役目で、知り合いのJAZZライブの店で25人ほど集めて開催した。内訳は8割が女性、残りが男性であった。男性の形見の狭い事、また、話題の少ない事など十分な時間が取れないので、男性だけの集まりを持つべく、声を掛けた。たった、2人だけである。寂しいかぎりである。
男 60歳を過ぎると、髪の毛と共に、足元も薄くなるらしい。仕事を離れ、時間のもてあましと共に、家庭、社会、そしてお金まで縁遠くなってきた。
存在価値がなくなる傾向でアル。それであるのか、このごろ、田舎暮らしと証して、見知らぬ土地での自分自身の再生を図ることに生きがいを見つけようと考える輩が増えている。そんな時必ず反対の旗を揚げるのが、永年連れ添った妻、別名
上官である。60代での仕事からのリタイア、その後の人生、いや 時間の過ごし方が問題である。
先日の友人2人は、一人は大手の出版社を定年退職して、午前中は図書館、午後は
妻の父親の介護をしている。もう一人はコンピーユウター会社を同じく定年退職して、一週間のうち2,3日は友人の仕事の手伝いである。
いずれにしても、酒が進むうち、こうやって外で酒に酔いながら、利害関係のない話がいつまでできるのか、体のことを考えると心配となって来るとの話しが出てくる。
小生はどうあろうか。
まだまだ、前進のみである。命の続きの孫 2人誕生、そして、新人3人の入社など、ゆっくりしている暇がない。
朝は 柴犬ゲン様のお供、会社では社員の先頭に立ち、やかましく怒鳴りながら、
真夜中に起き、色々と悩み事に頭をクラクラさせながら、眠れぬ時は深夜の一人酒、隣室からは上官の寝息とかいびき、付き合ってくれるのは、げん様だけである
お客様が応援してくれる間は、このような日々が続く。
嬉しい限りである。

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