あれから二年が  第六回

前夜待ちに待った日が明日だだ

思わず ベッドに入っても なかなか寝ることは出来なッた、たしか手術は翌日午前11時だと聞いていたが、、

検査入院して今日で5日間 ベッドに縛られて話すのは看護婦、つまらないTV そして美味しくない朝昼晩の食事

さあいよいよおサバラだと考えると寝ることは出来ず時計を覗いたら午前1時過ぎ まもなく深夜の見回りの足跡が聞こえて来る さあ早く寝よう、、、

翌日午前8時前 看護婦が手術前の体の検査が始まった。

「山口さん 上半身 脱いで下さい」

「えっ なんだよ」思ったが

上半身脱いだ体をジロジロ見てる  なにかあるのかな

「山口さん 腰の周りに赤い湿疹は}

「あれ なんだろうな 気が付かなかった」

「これは帯状疱疹ですね」

一方的に話しして 「これでは手術は出来ません」

おいおい 何を言ってるのかわからない なんで手術が出来ないのか 説明しろ たちまち小生とのトラブル

えっ君は皮膚科の医者ではないだろう どうしてでたらめなことを言うのか

看護婦と30分ほどのやり取り

それでは担当の先生を呼びますから お待ち下さい そして担当の医者が駆けつけて 入り口近くで小生の赤くなった湿疹を見て「帯状疱疹です 間違いがありません 手術日は出来ません」

一歩的な答えに小生は怒りが頂点に 今日の日のため我慢してきた毎日 ただただ早く退院

「先生は内科専門だろう 皮膚科の先生を呼んでこい」

小生の腱膜に驚きいつの間にか看護婦を残し 姿が消えてしまった、

応援の担当医が消え 残った看護婦相手に喧嘩一歩手前の口調で30分のやり取り「分かりました、もう一度先生をお呼びしますからお待ち下さい」看護婦は消え 一人 病室に残された

待つこと30分 一人病室で悶々としながら 昨日 孫達からの応援メッセイジーを思い出していた。

そして担当医と一緒に姿を表したのは青いガウンをきた医者であった。

「山口さん 見せて下さい」

しばらく小生の赤い湿疹を見ていたが

「大丈夫です 手術は出来ます」

何だ これは それでは今までのことは何なのだ

その瞬間 担当医からも  「手術が出来ます」 あれほど 今日は出来ません 予定日をずらしましょうと延々と小生との討論した医者が

まさか  おそらく手術する医者の判断だったのだろう

後で 思い出すが 納得が行かなかったら 文句を言うべし

このあと いよいよ手術室に

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