木村圭吾


先日のデパートでの木村画家の作品での出来事を書きましたが
突然、銀座の画廊から ご連絡を頂来ました。
私のブログをたまたまご覧になっての連絡でした。

お話によると、先生の個展を開催するので、見に来て欲しいとのお誘いです。
日時がこちらの予定と合いませんでしたが、画廊「ギャラリー桜の木」の
スタッフの方が詳しい内容のパンフレットを送っていただきました。

「光の回廊」というテーマの作品です。

先生の新作の作品が紹介されてます。

いずれも、自然の風景と光が合わせあう交響曲を先生の感性から問いかける作品です。
ほとばしるエネルギーを自然と一体になり、歌い上げる先生の心の風景が見られます。

写真は送付された作品の中のひとつです。

耐震診断


築年数の古い住宅のリフォームは耐震診断が必要。
耐震診断の方法はソフトを用いて、既存図から数値を算出いたします。
ただ、問題は壁の下地は目視からで計算ですので、内部の柱、筋交いなどは
なかなか解りづらい。
そこで、弊社が採用してるのは実際に建物を特殊な装置で揺らして、どこが弱いかを
目の前で確認する方法である。
NHKでも放映された方法で正確な数値が出ます。
それを元に耐震施工をいたします。又、施工後も実際に再度建物を揺らして数値を算出
いたしますので、正確な耐震施工がなされたかをチェックできます。
お客様の安心した笑顔が見られます。嬉しいですね。
ただし、耐震施工は建物の壁量と共に足元の基礎の状態も調査が必要です。
古い建築では基礎が無筋であったり、劣化の場合もあります。
そのための基礎補強も当然考えなければなりません。
写真の黒い帯状は炭素繊維で出来た基礎の補強材です。
この 帯状のシートを基礎の上に張ります。
それにより、基礎がしっかりとした状態で完成いたします。
当然、各検査機関からも効力のあるデーターが出てます。
弊社の耐震施工は足元である基礎の補強、建物内部の構造的な耐震補強の
両方で完成です。
足元がしっかりしての耐震施工ですね。

全面リフォーム


こちらは全面リフォームの現場です。
1階の3部屋を廊下を無くして広いリビングとお母様の和室の2部屋に。
当然 既存壁、柱の撤去があります。そのため補強梁などを4本入れます。

解体してみて わかることが多々あります。
昨日は設計の先生、耐震業者を交えての打ち合わせが完了いたしました。

それと同時に、新規壁の下には基礎を新しく施工いたしました。
やはりこのような現場は大工などの職人との連結プレーが大事です。

このごろ 弊社の問いあわせのお客様の30パーセントはスケルトンリフォームです。

設計の先生、大工、耐震診断業者の経験豊かな人との仕事は大変やりがいのある
仕事ですね。
現在、新築1件、スケルトンリフォーム3件の施工を抱えてます。
そのほか、相談件数は5件ほどです。
これが限界ですね。

いい仕事をするためには弊社の規模で「7名」ゆとりを持って仕事をするのが一番です。
売る上げ至上主義なれば必ずお客様にご迷惑がかかります。
そのため 時には仕事を断ることがあります。
ウサギではなく亀の歩みでしっかりと進みたいと思います。

新築。


この前の上棟から10日過ぎました。
外からの写真ですけれど、内部の骨組みはほとんど出来てました。
養生シ-トには弊社の名前入りのシートがかけられてます。

偶然 現場でお施主様のお父様とお会いしました。
色々なお話が出ましたね。
最初にお会いしてから、家族それぞれのお話を聞かせていただき、又、2世帯住宅ですので
それぞれのご希望をまとめるのに時間がかかりました。
設計の先生も苦労されたと思います。
予算の関係で銀行のローンを申し込みましたが、土地が借地権の関係で
色々な手続きがあり、弊社提携の銀行申し込みして最終審査まで苦労をいたしました。
そして、融資の決定が連絡が来たときは本当にほっとしました。
借地の上にローンなどで住宅を建てるときは金額と、土地の担保評価の関係を
十分考えることが必要ですね。
そんな苦労したお話をお父様としながら、「社長さんには本当にお世話になり、
ここまでこぎつけることが出来て嬉しい」の言葉にこの仕事をしてきて良かったと
思いました。
さー これからです。
完成したときの皆様の笑顔を目指して身を引き締めて頑張ります。
これからも、時々現場の状態をお知らせいたします。

童地蔵


何を見つめているのでしょうか
何を語っているのでしょうか。

花、草、風、光 そして微笑み。
昔の時間の流れの中に見つけた己の姿。
流れ行く時間の中に置き忘れた己の姿。

立ち止まり、微笑みかけて、そして又 時間の流れに身をゆだねる私。
遠い記憶の中に消えては現れ、現れては消えていく童地蔵。

語りつくせぬ思いを抱きしめながら童地蔵に手を合わす。
その周りを花が 草が 風が、光がそして微笑みがとうり過ぎる。

長男の孫


昨年に1ヵ月違いで長女、長男に孫が誕生。
片方は沖縄、そして長男の孫は近くに住んでます。
ほとんど同時ですので双子見たいですね。
子供達がそれぞれの孫に私の名前の一字を入れてくれました。
「康太」「正人」私の名前がそれぞれ1字入ってます。気配りが嬉しいです。

時々名前を間違えることがあります。頭の中が混乱する年代になり始めました。
上官からのチェックがあります。
長女の出産の時 1週間前から沖縄でそのときを待ちましたが仕事の関係で
帰京した後に出産。間に合いませんでした。
何とか、生まれた孫とガラス越しで対面したい夢を長男の孫がかなえてくれました。
そんな、長男の孫です。
1ヵ月に2度ほど遊びに来てくれます。
両者の孫の性格も当然違います。
まだ、まだ おじいちゃんの認識がありませんですのでこれから食べ物、おもちゃなどで
スキンシップを図ります。
早く、「おじいちゃん 遊びに来たよ」の声が聞こえるように頑張りますよ

上棟式


雨の中。

テント代わりにビニールで周りを囲んでの宴会。

お酒、ビール、おつまみ、焼き鳥など。。。

お客様の心使いが感じられました。

お土産は、お弁当で有名な日本橋の大満の豪華なお土産。

そして、各職人に金一封を頂いての終了です。

最後は3本締めでこの日の上棟式は終了いたしました。

お客様の心使いに負けないように頑張らなければなりません。
多くの施工会社から弊社を選択していただいた気持ちを胸に気を新たに頑張ります。

上棟式


先日の大安。
新築のお客様の上棟式が行われました。
朝から大工、鳶など10名で棟上をしました。

2世帯住宅のお客様です。
1階はお父様の仕事場と住まい。2階は結婚1年目の息子様の新居。
設計の途中から息子さんの結婚が決まり 途中でプランの変更。

お祝いに親戚、友人など、20名ほどが駆けつけてくれました。
お父様の築40年の住宅を息子さんとの同居をきっかけで新築に。

お父様の建てた住宅に息子さんが新しい命を吹き込みました。
これからもこの住宅で色々な歴史の時間が流れていくでしょう。

その第一歩のスタートに携わる仕事は本当に嬉しいですね。

 木村圭吾


昨日の桜の絵画の木村先生と、偶然絵画展でお会いしました。
お話が弾んで、先生の絵画の前での1枚。

後ろの絵画には1500万円の値札。大作、力作です。
周りの人が2人の記念写真の姿を見ていました。

「もしかして、この絵を買った人との記念写真と思ったのでしょうか。
恥ずかしい気持ちですが、嬉しい気持ちも半分です。

先生の画集の表紙にはー天と地、悠久の花舞台ーの文字が。
又、画集の寄せ書きの言葉に
「圭吾桜」と呼ばれる一本桜の表現には、多く千年の時を刻んできた銘木の生命感が
謳い上げられてる。その一方でそれを突き抜けて自然と共生する畏敬の思いが、
制作の中心命題になってる。
桜は現代性と普遍性にも優れた日本そのもの、日本そのものの象徴である。

「日本1本桜ー岐阜の淡墨桜、山梨の山高神代桜、福島の滝桜」
いずれも樹齢500年から1000年。

古代の神代の時代から日本の南から北まで人々の心に咲き誇る桜。
その神秘の世界にいつの時代でも日本人の心に語りかける桜。

木村圭吾ー その人が1000年の桜でないだろうか

 桜


木村圭吾。
日本で桜を描く画家で彼が一番だと思います。

偶然 彼の絵を見たのは5年前。上官との伊豆の旅行の帰り何気なくガイドブックを
見てたら、近くに彼のアトリエがありました。
どんな絵画かを分からず、山すそのアトリエを訪問。
館内の絵は桜一色です。
日本各地の樹齢何百年の桜の木々が何十点も館内に飾れてました。
桜の花びら一つ一つはキャンパスから飛び出すように描かれてました。
樹齢500年の夜桜が淡く夜霧に自分の体を浮かび上がらせながら、その頭上に
それを映し出すように月が描かれてました。
誰もいない館内でその絵画と向き合ったときは彼の世界に引きずり込まれました。

その彼の絵画を久しぶりに東武デパートの絵画展で拝見しました。
皆さんはどう感じますか