クライマー  山野井夫婦


NHKで放映された夫婦のドキュメント。
写真は絶壁1600メーターを上ってる姿です。
登山とは違い岩山の絶壁をロープひとつで登頂をめざいます。

ほとんど垂直の絶壁を岩肌にアンカーと呼ばれる機器を打ち込み、1か月をかけて
未知なき道を進みます。
写真の絶壁は南極にそびえたつ1600メーターの未登頂の山です。
ご覧のように、ほとんど岩の塊です。
90度近い岩肌を夫婦二人で協力して登ります。
当然 一人が落下したら。。。。。。。。。
まさに夫婦一体です。

実は、彼らは手の指と足の指が何年前の登山で凍傷にかかり切断してます。
奥さんが途中の登頂で落下してロープひとつで空中にぶら下がり、それを助けるため、ご主人が手袋を脱いで「マイナス20度」奥様を助けました。
そのため、手の指8本、足の指7本が凍傷に係り切断しました。
又、奥様も同様に凍傷にかかりました。

夫婦二人だけの高い絶壁の空中での事故。
奥様はロープひとつでぶら下がりながら、マイナス何十度の中、ご主人が手袋を脱いで自分を助ける姿に心の中はどのような気持ちでしたでしょうか。

相手のため己の命を懸ける。
愛はもらうものではなく与えるものである。
極限の中での夫婦の愛。
脱帽です。

そんなご夫婦が南極の未登頂の山に挑みます。
ひとつひとつの山を夫婦二人で協力して進む姿に人生を感じます。

我々夫婦も同様に色々な坂道を上って着ました。
結婚生活30年も経過すれば色々な坂道がありました。
私が挫けそうなとき、我が上官が後ろから背中を押してくれました。

本当に山あり谷ありの人生ですね。
夫婦は二人合わせて一人前です。

上官に再度敬礼いたします
「敬礼」

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