ハロウィン?

今日はハロウィンらしいですね。

昨日、デパートに出かげたとき、ケーキ屋のショーウウインドウにかぼちゃを
材料としたハロウインのケーキが飾られてました。
また、正面のガラスにハロウインのポスターが貼ってました。

外国の風習に商魂たくましいお店やが取り入れてます。
ハロウイン?
良くわかりません。

帰宅後、目の前のテーブルにアンパンの山が?

「なあに これは?」

上官の口から、

パン屋さんが今日はハロウインのお祭りでパンを安くしていたのよ。

普段はあまり食べないアンパンが目の前に積まれてます。

上官に聞きました。
「上官殿、ハロウインってなんだかわかりますか」

「解らないわ、なんだかかぼちゃのお化けの仮面をかぶってのお祭り?
いいじゃないの、何でも安ければ」

それ以上の追求はやめました。

デパートの一人旅の帰りはいつもの全国民芸館へと足を伸ばしました。

船箪笥。

皆さん、見たことはありますか。

江戸中期から明治末期にかけての北前船で使用した箪笥です。

大阪難波から北国の北海道までの日本海を多くの荷物を各地に運びました。
その中でも船の船乗達が使用する船箪笥は特に有名で、海の上に落ちても
壊れず、海水が入らず、その中には大事な証文、着物、小判などが
何重のカギで頑丈に作り上げてます。


ケヤキの木材と輪島塗と そして鉄で作られた金物が昔の職人の技術として
大事に今日まで伝えられてます。

写真の人物は船箪笥の技術を今日まで伝承してる日本でただ一人の職人です。

名前は 勝木憲二朗。

三国町で初めて船箪笥に出会い、その美しさに感動してそれからその復元に努めて
いまや、その世界では彼の名前は知らない人はいない職人です。

偶然、船箪笥を見ていましたら彼から声をかけられ、1時間ほど船箪笥の歴史、
作り方、その美しさなどの魅力についてお話を聞かせていただきました。

おん年、67歳。

ひとつの仕事に打ち込んできた男の歴史と誇りが感じられました。

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