あれから二年  第三回

 

ようやく 手術に向かってのスタート位置についた

その方法の説明は

まず 背中側から長い注射針で胃の後ろ側のリンパの位置に向かって針を指し 臓器の一部を取り出し 分析をして抗癌剤治療の薬品を決定。

もし リンパ以外に転移していれば手術が必要になる。

なるほど まずは調べるために検査入院が必要であるとのことが分かつた。

先生の今後の流れを聞き まずは第一歩であると思った。

しかし 後日 先生から

「山口さん 背中側からは難しい]

lえっ? どうしてですか」

「注射針を指した時 大きな動脈がすぐ横にあり、もしかして傷をつけたら大変なので 横の腹側から注射針を注入します」

突然の変更にびっくりしたが 医師の言葉を信じするしかなかった。

そして 、また 手術数日前に電話があった。

「内部で打ち合わせをしたので やはり横腹の位置でも危険がありますので、、、」

言葉が切れて しばらく沈黙があり

「正面のお腹を開腹して 胃を動かして 手術をします。」

これには驚きました。

医者が度々 手術の方法を変更するなど 患者にとって不安しかない

最初にお会いした時 「山口さん 任せて下さい」と言ったことを信じて 今日まで来たのであるが

おまけに手術日は二ヵ月ぐらい先であるとの説明

当然 その間

がんが 進行知る恐れもあり

「先生 なんとか 日時を前に持ってくることは可能ですか」

「そのためには 山口さんから手術の先生にお願いして下さい」

絶句  言葉が出ませんでした。

方法が 二転三転

患者の不安など どこまで分かつてるのか 思わず大きな声が診断室に響いた。

「お父さん 別な病院にしましょう」

< そして上官のアドバイスで セカンドオピニオンとして紹介所を書いてもらった先が癌専門の東京でも評判の病院に紹介所を持ち でかけたのが二週間後であった。>

しかし、、、退院予定日の一週間前に小生は病院をあとにした。

 

 

 

 

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