エッー

ビックリしましたね。

昨日 仕事で訪問下お客様の近くの家にこんなフイギア。

見たことがあるフイギアが家の門の壁の中に

懐かしい姿が

そしてよくよく見てれば あの石森正太郎のお住まい。

家の周りの塀に自分のキャラクターのフイギアが道行く人の
目を奪ってます。

伊香保温泉ー第3回

声の主の方に顔を向けた。
小柄で、痩せ型の年齢60代過ぎの女性である。
この小さなスナックで、温泉の酔客相手に何十年の時間を過ごしてきた風情が見える。
どれほどのお客を相手に、又どれほどの痴話話をきいてきたのだろう。
すべてがおみとうしである。
ただ、黙って、聞いて、見てるだけ、それがスナックのママとしての礼儀と心に
決めてる様子が見受けられる。
やがて、ふたたび、ビールが運ばれ、カラオケのマイクが渡された。

酔いに任せて普段無口な友人が思いがけない歌を選曲した。
カタカナの若いミユージシャンが歌うメローデーをマイクに向かった歌い始めた。

どこで覚えたのだろうか。
なにおきっかけで歌い始めたのだろうか。
そんなことを思いながら友の顔を見つめていた。

やがて、歌い疲れたころ、ママサンが手料理で玉子焼きを作ってくれた。
口に運ぶとほんのり甘い香りと昔おふくろが作ってくれたあの玉子焼きの
姿がダブって見えた。
「玉子焼きが上手に作れる女性は素晴らしい奥さんになれるのよ」
ママサンの言葉に一同納得。

なぜか、ママサンの昔の姿の一遍が見え隠れしたが、余計なことは聞かず
黙って口に運んだ。
「どんなに頭が良くても、どんなのにお金があってもこの世は男と女しかいないのよ、
それが私の哲学よ」
照れくさそうに話す彼女の姿に酌婦のお姉さんも納得している。

やがてお開きの時間が来た。
当然、会計である。
2次会での予算として実は彼女に20000円渡していた。
この範囲で歌って飲んで遊べる店としてこの店に連れてこられた。

会計が終わり、彼女からおつりを手渡された。
8000円。
私としては、渡したお金ですべてまかなえば後は彼女のチップと考えていたが
おつりをよこすとはビックリした。
そして 彼女は置屋に延長がないと報告している。
彼女の無料サービスとわかっているので20000円の中からおつりは
チップとして渡すつもりであった。
しかし、それをおつりとして私の手元に渡そうとしている。
酔客相手に生活をしながら、しかし甘えることしないその姿に
嬉しい夜を過ごした。
我々男同士は彼女にホテルの入り口まで送ってもらった。
「今夜の楽しい時間有り難う御座いました」
その声を背中で聞きながら、ゆっくりとホテルのドアを開けた。

伊香保温泉ー第3回

花代は1時間30分が基本である。
後は延長するか、断るかどちらかである。
酌婦にとり、延長して初めて懐の具合が良くなる。

一人で3人の酔客を相手にして1時間30分の宴会。
言葉は酔ってる様子を見せるが、体はしっかりと仕事をしている。

彼女から延長して欲しいの言葉が出ない。
甘えることもなく、後はお客様の気持ち次第であると仕事への
プライドが見える。
そういえば、我々に大いに飲ませているが彼女の口には
ほとんどアルコールは運ばれていない。
凛とした生き様に我々男度もが太刀打ちできない奥深さが見える。

そんな彼女にどこか外で歌でも歌いに行かないかと誘いの言葉を投げる。
温泉場での2次会といえばそのまま宿泊ホテル内のクラブで飲みなおすことが
ほとんどであるらしい。
夜の温泉場の風情を感じることなく、ホテルで翌朝まで過ごすことに
なんとなく違和感を感じていた。
風呂上りのほてった体、そしてお酒の回った心を温泉場の夜の風を感じながら
見知らぬネオンが瞬く扉を開ける。
そんな温泉場の風情を感じたいため、彼女に外への案内を頼んだ。
「エッ、外で飲もうというお客様はこのごろ少ないのよ」

どこの店に連れて行かれるのか解らずままに、夜の帳の中に
風に吹かれ、坂道を登っていった。
やがて、坂道の途中にネオンが見え始めた。
6軒ほどの入り口が狭い店が肩を並べて並んでいる。
それぞれに似たようなネオンの店の名前がいつくるかわからないお客を
待っている。
一人ではなかなか入れない怪しげな店の扉を開けた。
がらんとした店の中。
入り口のすぐ傍にカウンター。
5人も席を並べれば一杯である。
店の奥は赤茶らびけたソフアーが並んでいる。
そしてその正面には大型のカラオケ用のTVがこちらを見ている。

冷え切った空気がいまの時代を物語っている。
「いらっしゃいませ」
カウンターの中から声が聞こえた。

伊香保温泉ー第3回伊香保

「こんばんわ、お邪魔します」
男3人の温泉。
あまりにも色気がないと思い、呼んだ酌婦の挨拶代わりの声が聞こえた。
コンパニオン、酌婦、芸者の3種類の接待の女性が呼べる。

出発前に旅館との打ち合わせで、コンパニオンは我々の年齢から
除外いたし、芸者は三味線のお姉さんが一緒との話であった。
三味線とくれば踊り、小唄など粋な世界であるが馴染めず、
そして、呼んだのが酌婦であった。
踊りを披露しないだけで後はまったく芸者と同じであるとの説明に
納得した。
伊香保で一番お客を遊ばすサービス精神の良い酌婦を希望した。

そのお姉さんの声と共にあでやかな着物姿が目に入った。
季節に合わせた花の模様が描かれた明るい着物絵柄が部屋の空気を
明るくした。

年齢は30代後半のふっくらとした体を着物に隠し、黒髪はアップにして
一輪のあでやかな花が頭の片隅に咲いていた。
しっかりと相手を見ながらの受け答え。
色々な辛苦を味わって たくましく生き抜く女性の強さが
着物姿の下から見え隠れする。

一人で3人のお客相手のお手並みを拝見しようと意地悪な気持ちを
隠し、やがて宴会がスタートした。
まずは挨拶代わりのビールでの乾杯。

3人を平等に見ながらの話題つくり、そしてコップが空になると
すぐに、ビール、お酒を注ぐ。
差しさわりのない言葉が行きかう。
その様子に経験と智恵が見える。

安心して今宵の宴会が楽しみそうな気持ちが浮かび上がってきた。
やがて 約束の1時間30分の時間が経過した。

伊香保温泉ー第2回

興ざめのまま足はふたたびエレベータへ。
長く感じられる時間を感じながらエレベーターは地下の大浴場へ。

やはり時間の早いせい人の影は見えない。
ゆったりとした脱衣場から大浴場の戸を開けるとムットした湯気が
顔を撫で回す。
昔風のタイルで出来た大きな浴槽から透明なお湯が見える。

50年の歴史が足元、壁などの色あせたタイル等に現れてる。
又、正面の壁にはなんと大きな水車が回ってる。
パイプで水車の羽にお湯を注ぎ、その勢いで水車が動いてる。

風呂に入りながら水車を眺める。
一昔の前の温泉場のお風呂の風景である。
50年の歴史の中でどれだけの人がこの水車を眺めながら体を
お湯に浸したのだろうか

やっと 温泉に入れると思いながら体をお湯の中に入れるが
深さがなんとお尻を座ることが出来ない。
腰を浮かせながらの入浴
思い切ってお尻を風呂の床につけるとお湯が口元へ。

おぼれそうな中途半端な浴槽の深さ。
どんな気持ちでこの浴槽の深さを決めたのは不思議である。

手足を伸ばし、すべてを忘れて、温泉に浸りながら、温泉の
醍醐味を味わう気持ちはどこかに飛んでいってしまった。

明日までの旅たちの時間が長く感じられ始めた。

伊香保温泉へ ー第 1回

夕方に車は伊香保の温泉街に着いた。

高台にあるせいか霧に包まれ視界は悪い。

宿泊のホテルは築50年の建物である。到着のお客はまだ少なく、
人気のないエントランスは、ひっそりしていた。
赤のじゅうたんが癒す心を求めてきた私にはまぶしかった。

友人がネットで決めたこのホテル。街道傍に8階建ての建造物が
色あせた色彩を周りの新緑と肩を並べてたたずむ風景は時代遅れの
風景である。

東京から車で約2時間の温泉。
久しぶりの温泉である。何度かは足を伸ばしたことはあるが
今回のような男友達3人の温泉1泊は初めてである。

仕事をとうしてのつながりから、何気ない一言から今回の男同士での
旅となった。

案内係は20代後半の若者である。黒のスーツにネクタイ。
部屋までのあんないの途中で何気ない会話から、大学を卒業してから
中国へ派遣されて3年間 ストレスから体を壊し、生まれ故郷に帰っての
就職。
胸に見習いと書かれたプレートがまぶしい。

案内された部屋は幾度なく人を迎えた畳の群れた匂いとかすんで見える
壁紙の組み合わせが今回の旅行のすべてを教えてくれるようである。

10畳の畳と窓側の小さな椅子が我々の空間である。
気持ちを引き締め誰からでもなくお風呂へと言い出した。

時計は4時を回ったばかり。
早速、浴衣に着替え、タオルを小脇に抱え、人気のない館内を
エレベーターに向かう。
せっかくだから屋上展望風呂へと足を運ぶ。
エレベーターを降りると狭い通路が目に飛び込む。
白茶けた壁に矢印が白のプレートの方向を示している。
その方向に階段を下りたりあがったりしているうちにようやく
屋上露天風呂の入り口に到着。

「エッ」
人が3人入れば一杯の狭い浴槽が屋上に周りを人工の竹に囲まれながら
寒い風に囲まれているのが目に飛び込んできた。

そして、脱衣所の壁にはこのお風呂は水道水であると明記された
案内の紙が風に揺れながらなびいている。

散歩コース

一人の時間はゲンサマとの散歩。

このごろは一人で3組のお客様との現場、見積もり。

新築「6月完工」、全面改装「6月引渡し」

そして、築20年経過の全面リフォームのご相談が3組。

それぞれのお客様の今後の生活の拠点であるお住まいの相談を
受けることは、本当に嬉しいことです。

建築の仕事を人生のほとんどで過ごさせていただきましたが
お客様との相談で心がけてる件があります。

1 わかりやすく。
2 自分の言葉
3 施工する職人の情報
4 人生の大半を占めるお住まいが元気の出る源
5 責任施工「会社の代表として」

おかげさまで多くの問い合わせを頂いてます。
人任せが苦手の性格で、60代の今でもカバンを持って日曜日でも
打ち合わせに参加してます。
いち営業マンとしてお客様との会話をとうして毎日勉強をさせていただいてます。

この姿勢の原点は昔 ある大工の棟梁との会話から生まれました。

「棟梁、内の仕事が終わったら次の仕事はどうするの」

「心配しなくていいよ。俺が建てたお客様の家に顔を出せばいくらでも
仕事があるからよ」

まさにこの言葉のとうりです。

その言葉を胸に40年過ぎました。

会社を大きくせずに、お客様の顔と声がいつまでも胸に響くように。

そんな忙しいときにゲンサマとの近くの武蔵野稲荷神社の散歩

境内までの長い道を一人と一匹、いや失礼いたしました。
ゲンサマは大事な我家の一員でした。

1歳でパソコン?  

天才かな

娘の孫がおもちゃより、パソコンに夢中。

今にも 椅子から落ちそう。。。。。この後、椅子からやはり落ちました。

娘に注意しないのかと聞くと、一度 痛い思いしたら次からは大丈夫との返事

いつの間に親心を持つようになったと感心しました。

短い足を、思い切り伸ばし、パソコンの画面とにらめっこ。

なんでも、娘の真似を始める。

特に、パソコンのキーボードが大好き。

1歳でこの姿。

あと20年たったらと思うと想像がつかない。

末は天才か、大臣か「今は大臣は誰でもなれますね」

会社ではゲンサマが堂々と昼寝。。。。

通り路でも平気である。

人が逆によけて歩きます。

ただし、知らない声が聞こえたら、突然起き上がり

ワオオオン、、ワオンン。。。

と ほえまくる。

目は見えないけれど、人の声で社員とその他を区別する

犬仲間の。。。。「座頭市」である。

786兆円の借金。。。。。

本当に困ったものだ。
わしがお世話になってる家族の国の借金が786兆とは。。。

あまりお金には縁のない犬族だが、ご主人様の国がこんな借金だとは。
どうして返していくのだろう。
当然利息も付くだろし。心配である。

何でも、国予算が80兆円で収入が40兆。
誰でもわかるよね、
毎年、借金が40兆円増えていくのだ、恐ろしい国である。
足りないお金は国債を発行して補ってるらしい。

その結果786兆円の借金。

TVを見ていたら今までのお金の使い方をチェックするための
仕分けなどを公開でしておった。
役人の天下りのための特殊法人が全国にあちこちあり彼らの賃金が
民間に比べべらぼうに高いらしい。
それにメスを入れるための仕分けらしい。
又、前政権が道路、ダム、箱物、飛行場など全国の田畑にめちゃくちゃな
予算の使い方をしてきた。
それを限られた時間の中での世直し。
弁明している特殊法人の役人の顔を見ていたら本当にこの国のための
国家公務員なのか疑う。

この国は役人の言いなりである。
役人が国家を滅ぼす様子である。

そんな借金は結局、今の若い人たちの肩にかかってる。
多くの老年の年金を支えるために高い年金を払い、自分達の番になったときは
年金の大幅なカット。

いやはや、大変な国である。
犬族の世界はお金に対して知識がないけれど、周りに迷惑をかけない智恵が
あるのだ。
何とかしてやりたいが、幕末の坂本竜馬が現れて、いまの日本の困難な状況を
何とか助けてくれないのか。

平成の坂本竜馬 現れよ。

ゲンサマの出勤

おなじみのゲンサマだぞ。このごろ人間様と同じように目、腰、足 そして。。。

だから、会社出勤は週2,3回ほどである。

住まいは1階で会社は2階であるので階段の上り下りが大変になってる。

それでも、会社に出勤の時は目を光らせて社員の働き振りを監視してるのだ。

パソコンの前で我輩に来た全国の犬仲間からのメールをチェック。

このごろの相談が多いのは、人間様のわがままに困ってる内容である。

我が犬族も年を取れば、我輩同様に老年犬になる。

人間様たちと共同で平和な生活を送ってきたが、中には捨てられ、いじめられてる
仲間が多くなってる。

同じ 地球上に命を神様から与えられて、縁あってご主人様と知り合い、
何十年も一つ屋根の下で過ごして、そして老年犬になると物のように捨てられるとは
本当に悲しい。

我々犬族は大昔から、人間様たちと一番仲良く過ごしてきた種族である。

最後の最後まで、人間様たちと仲良く過ごして、感謝してご主人様と
別れを伝えたいのである。