犬の散歩

我が家には年齢11歳の小型黒柴犬-名前はゲン-が同居している。娘の置き土産である。11年前 人気タレントがCMで -名前がわからないが、-抱きながら微笑んでいる姿にうっとりして、「お父さんこの犬飼いたい」とせがんだのが始まりであった。しばし年頃の娘との距離があったので、何とかしようと一緒にペットのお店
に足を運んだ。店内の狭い中に、通路の両端にゲージが置かれ、多数の犬の鳴き声が耳に響く。洋犬が多い。TVのコマーシャルの犬のゲージの前に足を運ぶ。
小さな体と毛むくじゃらくの中に可愛らしい目がなにかを訴えるようにこちらを見ていた。カタカナの名前の種類の洋犬である。
娘はその前から動こうとはしない。この犬と対面した時に気持ちが決まったらしい。
その時、隅のゲージの中から、何か黒いものが動いたのが目に留まった。
それが、黒柴のゲンである。父親の一存で決めた。娘には君は日本人なのだから
日本犬を飼うべしとの命令で熱弁。当然 しばらく娘との冷戦が続いたのは言う前でもない。そんなゲンの朝の散歩を続けて11年。妻と小生の仲介をお願いしているこのごろである。
ゲンの顔写真はホームページでご覧下さい。

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