二代目 高橋竹山


皆さん この女性は誰でしょうか。
お分かりなる人は素晴らしいです。
昔、津軽三味線で名声を博した、盲目の高橋竹山をご存知でしょうか。
盲目の中で故郷青森の民謡津軽じょんがら節、津軽あいや節、13の砂山などを三味線と共に弾き語りを演奏された高橋竹山。
その方がなくなって、早10年が経過しました。
その先生に17歳の時内弟子として入門されて、2代目高橋竹山を継いだのが彼女です。
昨日、彼女の独演演奏会が高円寺で行われました。
雨の中でしたが、照明ライトにだけに照らされた舞台上で彼女の演奏が始まりました。
先代の竹山との出会い、修行、等を淡々と述べられ、それからの演奏。
細い体の中からほとばしる声、細い指が三味線の弦を踊るよう動いてました。

暗い劇場のなかで舞台上に照明だけで浮かび出される彼女の姿。
まさしく、彼女のための時間であり空間でした。

津軽三味線一筋の人生。

人生は一生といわれますが。、二生も三生もあるといわれましたが、本当ですね。
一筋の人生もそれに当てはまるのではないでしょうか。

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