トイレから全面改造へ

昨日も相談があり、お客様の御自宅を訪問いたしました。

築40年の平屋の建物です。
大きな駅の傍に建物があり、40年前は回りは畑ばかり
との説明をお客様から受けました。

そして、いつの間にか、ショピングセンター
スーパー、マンションが立ち並んでいます。

40年間の時間と共に御自宅も劣化してきて
全面改造か、新築か迷って弊社に相談にこられました。
途中から息子様も参加されての相談会です。

まずは、新築の場合では建蔽率、容積率等。
道路との法規的制限などを伝えました。

今回のお客様の地域では現在の法規では床面積が
建蔽率からでは縮小されることがわかりました。

又道路との関係でも、道幅が4メーターなく
いわゆるセットバックしなければ建物が建ちません。

今より、床面積が少なくなります。
そのため、平屋から3階建てのプランです。

しかし、ご高齢のご夫婦にとって階段の上り下りは将来もっときつくなります。
住宅設計は現在を見つめるのではなく、将来を見つめて提案すべきだと思います。

そのため、新築のプランはあきらめて
現在の住宅の全面改装を提案させていただきました。
大手のハウスメーカーでは売る上げのためきっと新築を進めたと思います。

息子様も納得されてのスタートが始まりました。
床面積12坪のいわゆる狭小住宅ですが
それを得意としています弊社業務提携先生の腕の発揮どころです。
どんなプランができるのか楽しみですね。

このお客様は5年前弊社でトイレ工事をいたしましが
信頼関係からのご相談が全面改造への仕事につながりました。

来週、ご夫婦と息子様で現在弊社で同様な現場3ヵ所を
案内させていただくことになりました。

現在弊社の売り上げの半分はOBのお客様 またはご紹介のお客様です。
お客様の心をつかむのは当たり前のことを当たり前にすることだけです。

「お客様のお顔を多く見る 、お声を聞く」

ただ、それだけです。

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