社長の孤独


トヨタの記者会見に見る社長の孤独

まさか まさかの出来事。

世界のトヨタが、昨年発売以来世界の人気を集め、注文してから半年立たなければ、
手元に入らないプリウス。
当時の人気はプリウスが今の時代のすべてを語り、中古車市場でも、新車より高額で
取引されてた。
トヨタの営業マンに取れば鼻高々な様子でした。

まさに
一寸先は闇の世界。

アメリカからの報道によりようやく重い腰を上げた役員達。
最初は運転者の感覚によるもので決して欠陥車ではないとのコメント。

しかし、最初の応対の悪さから、事態は思わず悪い方向へと進み始めてる。
下記の評論が目に付きました。

「2月5日に、トヨタ自動車の豊田章男社長が一連のトヨタ車の不具合の問題で、はじめて記者会見に登場した。特に創業者の孫にあたる豊田章男社長の場合には、世間は「世襲」へのやっかみや興味を持つので、通常以上の関心が集まっていたと見ていい。これは、トヨタ自動車にとっても豊田氏にとっても、重要な会見だった。

 しかし、会見は残念ながら不評だった。遠慮無しに辛辣な見出しを付けるなら「トヨタ自動車 最大の品質問題は『社長』」とでも煽ってみたい感じの出来だった。

 重要なポイントを二点挙げると、先ず、なぜこれまで会見に社長が登場しなかったのかという問いに対する答えが不用意だった。これまで、(部品に)詳しい者に説明させる方法を取ったということと、この週末を不安な気持ちで迎えるユーザーの気持ちを考えて自分が登場したといった理由だったが、トヨタ車のユーザーは「この週末」だけが不安だったわけではないから、この理由では、これまでに社長が登場しなかったことの効果的な説明になっていない。加えて言えば、豊田章男社長は、問題が起きた時点で早くアメリカに行って、アメリカのユーザーに対してメッセージを発信すべきだった。」

危機管理、
我々零細企業の会社の社長は己の後ろには誰も存在しない。
毎日、毎日が危機管理である。
己の、判断、行動がすべてである。
まして、クレームは己の人生の汚点である。
どう、向き合い、解消するのかはすべて先頭に立ち、発言、行動 解決しなければならない。

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