網膜はく離


我家のゲンサマの朝の顔です。

当年 11歳。人間で言えば60代後半。

子供達が独立した後、小生と上官の間をよくとりなしてくれました。

そして、会社の看板犬として度々ブログなどに顔を見せてくれました。

上官と共に朝 会社に出社して、社員、お客、などに愛想を振りまいていましたが
。。。。。。。

実は、網膜はく離が進行して、病院にも相談しましたが、治ることは無理であるとの
話を頂きました。

家の中でも、あちこちにぶつかり、外への散歩もヨチヨチとぶつかりながらの用足しです。

いつものお気に入りの椅子なども一人では登り降りが出来ません。

我々の気配が感じなくなると、悲しい声で遠吠えします。

この、2ヵ月であっという間の変化です。

深夜、さびしいときは、体をあちこちぶつけながら我輩の寝室に来ます。

そして、ベッドの傍で甘えた声で我輩を呼びます。

深夜、一人と一匹の会話が始まります。

ほとんど見えない眼でじっと我輩を見ながら、何かを語りたいように、我輩の手を
一生懸命にザラザラした舌でなめ始めます。

いつまでも、いつまでも、

時間は無限の空間に進んでいます。

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