仕事に対する思い

20代に大手の住宅会社に入社。わからず無我夢中の6年。
いつの間にか、毎月の成績に心奪われ、お客様のお顔を見ることが出来なかった。
大きな組織の中での小さな役割。全体を見ることが出来ない不安などが一杯になり
結婚と同時に退社。お客様のお顔を見るため、背伸びせず、社員の数を多くせず、
その分小生がいち営業マンとして働くことに専念。
おかげさまで全てのお客様のお顔を覚えている。
そして、クレームも全て小生の耳に入っている。裸の王様になることはお客様を
裏切ることと思う。
僅か6名の誇れる社員 兼 仲間。
しっかりと手を結び合い、お客様と共に前を進んでいきたい。

命の続き

初孫がほとんど同時に生まれた。 2人とも男の子である。長女は結婚3年目での沖縄での出産、弟は結婚1年目で近くに住んでいる。それぞれの孫と対面して、ようやく命の続きを感じた。我が子が小さい頃はほとんど会話らしいことも無く過ごしたが、何でも向かい合って 正直に話してきた。その子供達が一児の親となり我が子に向かって微笑んでいる姿に、昔の小生を見ているようだ。何か親としての責任を果たした気持ちである。又、うれしいことにそれぞれの孫の名前に小生の名前の一字を付けている。親と子そして孫達… 改めて 命の続きを感じる…


 

親子

前日 2世帯リフォームのお客様と無事契約。
築35年ほどの建物。1階は店舗と作業所。2階は住居。永年ご夫婦で紳士服の
オーダーのお店を頑張ってきた。2人で3人のお子様を育て、そしてご長男の結婚と同時に住宅の全面リフォーム。
新しい家族と新しい生活の60後半からのスタート。

このような家族とのリフォームを通しての出会い。
「社長にすべてを任せましたよ。宜しくお願い致します」
職人歴40年のお父さんのごわごわした両手での熱い握手。
心に染み入ります。
この家族と出会うためのこの仕事。
嬉しい限りである。