桜の花が春の訪れとともに 一年に一度 この世界の桜花を歌い、人々から讃えられて、やがて一年に一度の祭りの終焉となるが
しかし 翌年も翌年もその姿を永遠に人々の瞼に映し出される。
まさにある意味 永遠の時を生きると考えるが
しかし 我々は どうだろうか
上官殿から進められ 二人で足を運んだのが
英国映画
生きる
黒澤監督の 永遠なる秀作をヒントに
がんを罹患した主人公が 最後に自分の生き方を変えて、
生きるとは 命とはを考え
この世に自分の生きる意味を考えた結果
どのような行動をしたのか
全てを投げ打って 生きる証を求め 最後に彼が決めた行動は?
昔 黒澤監督で作られた 同じ「生きる」映画
日本と英国の映画で上映されたが
表現の違いに驚かされる。
この黒澤監督の映画を リバイバルとして作り上げた英国の監督 俳優 脚本の美しさ
凛とした中に 心 打たれる 感動 恐ろしさ
人生 初めて 上映後 小生は
拍手をした。
仲間と観るのも 一人で観るのも よし
ぜひおお勧めしたい秀作である。